人の波抜けて命の納涼せん

 人の波抜けて命の納涼せん


【季語】

 納涼(夏)――『山の井』(1648年刊)に所出の由。


【語釈】

 人の波を抜け来たって命の涼みをするとしよう。


【補説】

 命の洗濯をもじって命の納涼とした。


【参考句】

 露とくとくこころみに浮世すゝがばや 芭蕉

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る