向日葵やマウンド暑き砂埃
【季語】
向日葵(夏)――『
【語釈】
「暑し」も夏の季語。
【大意】
ひまわりが咲いて、マウンドに暑い砂ぼこりが立ち込めるのであった。
【補説】
先だって読んだ、高校野球を題材にした漫画に影響されて詠んだ。
構造的には「名月や故郷遠き影法師」という漱石の名句(有名な句)を踏襲していると言えるかとも思う。
【参考句】
行く馬の跡さへ暑きほこりかな
はき庭の砂あつからぬ曇かな
百姓の生きてはたらく暑さかな 蕪村
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