ハゲでデブで冴えないリーマンだった俺が異世界転生して無双するぜ!

作者 澤田慎梧

20

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★★★ Excellent!!!

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テンプレ転生モノにありがちな展開に皮肉の効いた指摘が光る。
乳幼児が異常な行動してりゃ当然親は怪しむでしょう、当たり前だよねっていう。
この主人公の末路が暈されているのも想像が掻き立てられて良い。
まあロクなことにはならないよね。

★★★ Excellent!!!

――

タイトルどおり、冴えないリーマンが異世界転生を果たして新生児として生まれ変わる――という冒頭からスタートする作品。
短編であり、異世界新生児転生への皮肉のような内容となっている。
読んでみて思ったのは、「まあ、そこだけは変わらないからね」ということ。前世の記憶を引き継ぐ際の欠点のようなものを誇張した作品というか、何というか。

最後どうなったかまで詳しく書かないところがまた、その後の恐ろしさを描き立てる。

冴えない主人公の転生小説を書くときは、こうならないように気をつけよう。

★★★ Excellent!!!

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学生時代の様々なツケが祟り、「デブ」で「ハゲ」と言う不遇要素が折り重なる人生を歩んできてしまった男。そんな彼は、とある事故で命を落としたことを転機に女神から夢にまで見た「異世界転生」をする事になりました。勿論選択肢は、今までの散々な人生にきっぱりと別れを告げ、もう一度新たな世界で最初から人生を進めるのみ――勿論それまでの記憶も込みで。
こうして、やがて来るであろう英雄としての日々を夢見ながら、彼の新たな日々が始まったのですが……。

どこまでも皮肉と風刺、それでいてしっかりとした教訓に満ちた文字通り痛烈な作品。
確かに力もあるし頭脳も明晰だし、おまけに美形に成長することが約束されたような彼ですが、たった1つ、大事なことが欠けていたが故、このような事態を招く結果になったのかもしれません。その事態を察したのが『今』の彼を最もよく知る存在であったのもまた皮肉に感じました。

敢えて描写されていないであろう彼の顛末。
果たして、女神さまの求める、彼のような道を辿らない人材はいるのかどうか……いろいろと身につまされます……。

★★★ Excellent!!!

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主人公の性格も物語の始まりも、『お約束』の展開――しかし、その『お約束』をバッサリと切り捨てる急展開が待ってます。

多くの作者、そして、読者が見落としている点をコミカルに描いているのが本作。
理屈でも感情でも納得のいくオチにきっと"共感"するはず。

意外だが、道理にかなったラストは必見です。



(異世界転生したところで性格は変わらない。そして、転生物の主人公は大抵、その性格のせいで不遇を受けていたのかもしれませんね。)