第23話 2月28日。SNS依存と悲しき友人、創作への願い

 23話 2月28日。


 最近……というか度々そうだが、SNSを見るのが苦痛になってきている。


 SNSはトレンドやニュースに敏感に情報を仕入れられるが、ネガティブな情報や暗い気持ちを伴うような書き込みを見続けると気持ちが弱りメンタルがやられる。


 しかし、今やSNS漬けになった状態では、SNSを断つのも難しいかもしれない。


 せめて、気持ちに余裕のない時はSNSを覗かないようにしよう……。


 SNSを覗いたり障害者事業所に通っていると、沢山の悲しい思いや理不尽な仕打ちに遭った人と出会う機会が多い。僕の友人もそうだ。


 我が子を思い通りにコントロールしようとし、思い通りにいかなければ理不尽な仕打ちを与えて心と身体を蝕む、そんな毒親。その友人はもはや親から認められることや愛情を受けることなど諦めの境地だ。実に腹立たしいし痛ましい。


 今日の事業所では作業の他、件の朗読の練習やゲーム用イラストを描いて過ごした。


 新年度から受けるプログラムを変えたい、ということも何人かに伝えたが、ひとつだけはどうしても変えられないらしい。


 空けた時間で絵をもっと練習したいのだが、そのプログラムは集団で受ける唯一に近い内容。協調性を保つ意味でも外せないようだった。僕の我儘だったか。別のプログラムの変更に期待するとしよう。来月上旬には正式に希望を出して、先生方が決める。


 新たに挑戦したいことがハッキリしてきた。それが水彩色鉛筆画だったり作曲だったりなのだが、どちらも手を付けたら面白いと感じている。僕がメインに据えているゲーム、小説、漫画、絵……その『劇的』さと言うメインテーマ。その礎を築いていくことに繋がるだろう。


 他者との協調性ももちろん大事だが、自分の創作におけるメインテーマから外れないようにしたい。みんな。解ってくれ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る