第272話 どうにもとまらない

『ニーーーートーーーーー!! どうしたのーーーー』

 午前中で仕事をあがって帰宅するとチョビさんが鳴きながら走ってくる。

 普段いない時間にニートがいる。

 寝ている場合ではないらしい。

『遊ぶ? それとも~遊ぶ?』


 昼寝していたであろうチョビさん、予期せぬ僕の帰宅に大喜びである。


 今日は暖かく、ノラさんも玄関で寝ている。


 チョビさんは、玄関にはノラがいて、リビングには僕がいる。

 楽しくて仕方がない。


 とにかく落ち着かない。

 ソワソワ…ソワソワ…

 たまに感極まって遠吠えする始末。


 昼間、これだけ騒げば、夜は大人しいだろう…。

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