第268話 かつおぶし
『ニート…かつおぶしをかけてほしいのだが…』
クロさんがカリカリ御飯の前でジッと目で訴えてくる。
「クロさんダメです…」
『なぜかな?』
「かつおぶしだけ食べるからです」
『じゃあコッチを…』
缶詰を見ているクロさん
「今日はカリカリの日です」
しばし無言の攻防…
「ちょっとだけだよ…」
『うん』
結局、少しだけかつおぶしを与える…
『ニート…なぜ混ぜるのか?』
「カリカリを食べてもらうためです」
『大きなお世話なんだが』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます