第242話 毛布

 急に寒くなってきた。

 毛布を出してベッドに掛ける。

『ニート、モフモフだしたの?』


 さっそくチョビさんが毛布をバリバリする。

 自分のモノだと転がり、スリスリ、バリバリ…。


『また、一緒に寝る?』

 僕の足を枕にして、毛布の上で丸くなる。


 昨日まで夏だと思っていたけれど…またすぐに冬がくる…。


 僕はいつまで、こんな生活を続けるのだろう?

 今は眠ろう…どこまでいっても果ての無い底辺はどこまで続く?


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