第235話 そういうことか

 珍しくチョビさんが、おとなしい。

 昼間なのに、僕の足元で静かに寝ている。


 起きるとうるさいので、そっとリビングへ移動する。

『ニート…そっちいく?』

 あくびしながら、ひと鳴き

『僕…行かない…』


 リビングに入ると…少し生臭い…

「ん?」


 ソファの上に食べた直後の『リバースされたカリカリ』が…


「だから…今日はリビングで吠えないのか…」


 ホント、ゲボ之上ゲボのかみ困る。

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