第47話 呼んでも

眠れない…記事を入稿して、ホテルへバイト。

バイトが終わって、10時間後には、またバイト。


眠いのに…眠れない…。

ベッドに身体を沈めて横になる。


「おいで」

部屋の向こうから僕を見ているチョビさんを呼んでみる。

フイッと向こうへいってしまった。

「うん…そんなもんだな…」


ウトウトと起きてる…時折眠っている。

「ん…」

気付くと僕の足元でチョビさんが眠っている。

「呼んだ時はこないのに…」

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