第77話 ざまぁ展開が流行る理由がわかるわー♡
出産し、里帰りが終わって戻って来た。
出産後の記憶がほぼ授乳とおむつ替えと夜泣き対応しかなく、時空が歪む勢いで1か月が経っていた。
久しぶりにパソコンを繋いだら出産前に書いていたものがでてきたので公開することにする。
なお、痔は続いている。
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臨月に痔になった。
シャワーの時にお産が楽になるという会陰マッサージをしていたら、会陰側の肛門の一部にプヨプヨとしたできものが出来ていたのを見つけたのだった。
いわゆるイボ痔というやつだ。
肛門の後ろ側だったらどんなによかったことか。
残念ながらできたのが会陰側だったので、出産時の会陰切開で一緒にチョッキンされたらどうしようかと不安で震える毎日だ。
バースプラン(病院で「こんなお産にしたいです!」的なものを書く紙)に「妊娠線をなるべく作らない」「痔にならない」と書くくらいには気にしていた。
元々便秘気味だったので(お通じをよくする)酸化マグネシウム錠を欠かさず飲むくらいに意識を高く保ち、9か月間お尻の平和をキープしていた。
体重制限ばりに頑張った分だけ、このギリギリの時期になったのはショックだった。
地味にショックが大きすぎて抱えきれなかったので、夫(痔歴20年強)に話したらひとしきり心配&アドバイスをしてくれた。
が、何かある度に「お尻汚くしてたからー。」とか嬉しそうにDisってくるようになった。
若干ドヤ顔で「最近流行りのラノベでざまぁ展開が流行る理由が分かるわー♡」と言ってきたのが今回のハイライトだ。
モヤモヤするが、一応先に心配してくれたから広い心で許すことにしたいと思う…思う。
そんな夫はカクヨム読み専してないでいっそのことラノベ書いたらいいんじゃなかろうか。例えばパーティ追放された痔主(の薬師か何か)が痔の呪いをかけられたパーティメンバーに戻ってきて欲しいと懇願されるがもう遅い(以下略)的な。
とりあえず出産までに痔を治すか、出産後にまとめて治すかそれが問題だ。
前駆陣痛が痛すぎて一昔前のネットの顔文字(orz)ポーズになるのが止められない。
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