Dance with Midians 26

「……!」

 観音開きになったカバーの下にシャワーヘッドの噴出口、あるいは水鉄砲の銃口の様な、ごく小さな小孔オリフィスがいくつか覗いている――それを目にして、アルカードはとっさに跳躍した。

 小孔オリフィス――否、噴射装置インジェクターか。から噴射された細く細く束ねられた白濁した液体が、舐める様にして床を撫で斬りにする――液体が触れるや否や、床が白くまばゆい激光と轟音を発した。

 円陣がこの建物の構造物に施した魔力強化エンチャントによって、噴射された液体の運動エネルギーが音と光に変換されたのだ。

 なるほど、ウォーターカッターか――

 水に高圧をかけて噴射することで対象物を切断する、いわゆるウォーターカッターとかウォータージェットといわれるものと同じ原理の武器らしい。

 近くで悲鳴があがる――三度こちらにすがりつこうとして目標を失い、床に倒れ込んだチンピラの体が、集束された液体が触れるや否や瞬時に切断されたのだ。左肩から入って右脇腹に抜けた攻撃で心臓と肺、脊椎を切断され、男が悲鳴をあげることもままならぬまま瞬時に絶息する。

 恐怖を顔面に張りつかせたまま絶息したチンピラの表情に、しかしアルカードはなんの同情も感じなかった――薄汚い虫けらがどのように死のうが、そんなものはどうでもいい。

 あの水にはカニ本体の打擲と違って、霊体に対する破壊力は無い様だ――だからだろう、致命傷を受けてもあの吸血鬼はいまだ死んではいない。

 だが、下僕サーヴァントの下位個体にはあの状態から復活するほどの能力は無い。

 霊体が無傷のまま肉体に致命傷を負った吸血鬼は、すぐには死なない――心臓や脊椎を破壊され、脳を粉砕されても、霊体は肉体を生かそうとして細胞組織レベルでは数時間にわたって生き続けるのだ。だが『剣』を除く噛まれ者ダンパイア下僕サーヴァントは破壊された心臓や脊椎、脳髄を自力で復元する能力を持っていない――放っておけば破壊された肉体を修復しようと出来もしない努力を続け、いずれ力を使い果たして霊体構造ストラクチャが自壊し塵に還るだろう。

「ふむ――」

 どうやらあのカニはコンクリートや鉄筋構造だけでなく、水道管やスプリンクラーの構造も取り込んでいるらしい――スプリンクラーの構造は水道管に散水装置をつけただけのものなので、高圧で水を噴射するための噴射装置インジェクターの構造物が追加されているのだろうが。

 飛沫が周囲に撒き散らされ、床を濡らしていく。その水に触れてもチンピラの吸血鬼の死体から煙が上がったり溶け出したりしないところを見ると、酸や溶解液のたぐいではなくただの濁った水らしい。だが、ウォーターカッターは切断能力ではレーザーよりも上なのだ――高圧をかけられたウォーターカッターは、レーザーカッターよりもさらに滑らかな切断を行うことが出来る。

 それにコンクリートの上に敷かれたウッドパネルに飛び散った水滴を見る限り、水に粉末状のものが混じっている。コンクリートの粉末だろうか。

 だとすると、ただのウォーターカッターよりも危険かもしれない――ウォータージェットの水に研磨剤コンパウンドを混入したものを噴射する装置を用いた切削加工をアブレシブジェット加工というのだが、こちらは真水を用いたウォータージェットよりもはるかに硬度の高い物体、たとえば鉄筋コンクリートや鉄鋼、ルビーやサファイアといったコランダムはおろか地上最高の硬度を誇るダイヤモンドも切断出来るのだ。

 無論セメントの粉では不足があるだろうが、それでも多少なりとも研磨剤コンパウンドの代役になるのならば危険度ははるかに高くなる。

 物理的手段である以上、『楯』による防御は可能だが――どの程度の時間連続稼働出来るのかわからない以上、持続時間の短い『楯』であのウォーターカッターを凌ぐのは避けたい。もし『楯』が消えたら、彼はウォーターカッターの直撃を受けることになる――いかに強靭な肉体を誇ろうとも、ダイヤモンドも寸断する様な攻撃の直撃を受けては無事では済むまい。

 見たところ霊的な攻撃力は無い様だから、重傷を負っても致命傷になることは無いが――彼自身はよくても装備ロードアウトが台無しだ。

 ただし内部に水を射出する構造があるということは、外側とは構造が違うということで、つまりあれはただ単なる石の塊ではない。ならば――

 アルカードは塵灰滅の剣Asher Dustを消し、コートの内側に吊っていた水平二連のショットガンを引き抜いた。

 上下を逆転したオートマティック・ショットガンをふたつ連結した構造を持つその銃を、据銃――いくつかのレバーを操作してトリガーを引くと、左側の銃口だけが火を噴いた。

 アルカードのショットガン――挽肉製造機ミンチ・メイカーは左右で銃身の構造が違う。

 右側の銃身は散弾バックショットを使用することが前提の滑腔銃身スムースボアだが、左側の銃身はスラッグ弾を正確な照準で発射するために旋条銃身ライフルボアになっている――スラッグ弾はショットガンから発射する弾薬の中で散弾ではない一体型の弾頭を持つ弾薬の総称で、焼夷弾からドアの蝶番を飛ばすためだけの専用弾まで様々な弾薬が存在する。

 自動車一台を一発で炎上させることの出来るエクスプローダー・スラッグの破壊力は絶大だった――インジェクターを保護するための口の蓋が閉じるより早く弾頭が内部に入り込み、仕込まれた高性能爆薬が起爆すると同時に爆発が起こった。耳を聾する轟音とともに衝撃波が吹き荒れ、いまだ宙にあったアルカードの体を後方へと押し流す。

 衝撃波に逆らわずに二、三歩バックステップしてから、アルカードは笑みを浮かべた――噴射装置を保護する扉状のカバーは吹き飛び、噴射装置そのものも破壊されて、内部に貯蔵されていた水がちょろちょろと涎の様に流れ出している。もうあの攻撃は出来ない。

 挽肉製造機ミンチ・メイカーをホルスターに戻し、再構築した塵灰滅の剣Asher Dustの柄を軽く握り直して、アルカードは床を蹴った。

Aaaa――raaaaaaaaaaアァァァァ――ラァァァァァァァァァァッ!」

 咆哮とともに――大きく体勢を崩したガーゴイルの右第二脚を斬り落とそうと剣を振るう。だが、渾身の力を込めたはずの一撃は先ほどの左第三脚と同様いくらか喰い込んだところで完全に威力を殺され、切断には至らない――振り回される前に脚を蹴って剣を引き剥がし、そのままいったん後退する。

 小さく舌打ちして、アルカードはぎこちない動きで体勢を立て直すカニに向かって剣を構え直した。さて、どうしたものか。

 まあ全力で戦えば、この程度の代物を破壊するのは造作も無いが――正直それも避けたい。あのカニを破壊する攻撃手段ならいくつかあるが、あまり大立ち回りをしてガーゴイルを構築した円陣が床を補強する魔力強化エンチャントを消耗させるわけにもいかないからだ。

 魔力強化エンチャントの効果が切れてしまえば、このホールの床はあのカニの自重に耐えられない。あれを遠慮無く全力で粉々にするには建物の構造物を魔力強化エンチャントし直すか、この建物の外に出す必要がある。

 前者はアルカードの魔力強化エンチャント技能を以てしても表面積が広すぎて到底無理、魔力強化エンチャント技能ではおそらく地上で一、二を争う力量を持つグリゴラシュでも無理だろう。そもそも個人で行う魔力強化エンチャントは、補強対象として装備品以上のものを想定していない――どんなに大きくても乗用車一台程度だ。

 となると、建物の外に放り出すしかないか。

 胸中でつぶやいたとき、巨大なカニが体勢を立て直してこちらに向かって突進してきた。

 意外に速い――時速五十キロくらいは出ているだろうか。

 だが、アルカードが回避を労するほどではない。

 ちょうどよかったので、背後に障害物の無い場所まで移動して、そこでカニを迎え撃つ――、外壁までの距離は三十メートル。アルカードからカニまでの今の間合いは二十二メートル、現在のカニの突進速度は時速七十キロ。

 ということは70÷3.6で毎秒十九・四メートル――到達までは一秒そこそこ。加速しながら突進してきているから、実際にはもっと早いだろうが(※)。

 。胸中でつぶやいて、アルカードはわずかに膝を沈めた。そのまま跳躍して牛の突進を躱す闘牛士マタドールの様にカニの突進を躱す。

 同時に霊体と接続された回路パスを通して大量の魔力を流し込まれ、隠匿を解除した塵灰滅の剣Asher Dustの刀身がバチバチと激光を放った。

 最大出力には程遠いが、あのカニの突進を後ろから加速してやる程度のことならば――

 カニの巨体を跳び越える様にして着地し、アルカードは振り返りざまに手にした塵灰滅の剣Asher Dustの剣を横薙ぎに振り抜いた。

Aaaa――raaaaaaaaaaaアァァァァ――ラァァァァァァァァァァッ!」

 咆哮とともに――解き放たれた世界斬・散World End-Diffuseの衝撃波が、目標を失ったカニの背中に殺到する。出力の低い世界斬・散World End-Diffuseの進行速度は時速毎秒二十メートル程度だが、追いつけるか追いつけないかはギリギリのところか。

 一秒にも満たないチャージ時間しかなかった世界斬・散World End-Diffuseは所詮それに見合った威力しかないので、命中してもせいぜい気休めにしかならないだろう――そもそも最初から、突進するカニの尻を後ろから蹴飛ばして加速してやる必要など無かったのだろう。

 今の一撃は、カニを破壊するためのものではない――カニが出来るだけトップスピードに近い速度で壁に衝突する様に、を吹かせたのだ。

 もとよりあの重量と先端の尖った脚の構造では、加速に見合った制動能力など望むべくもない。カニはアルカードめがけて猛烈な勢いで突進したはいいが、壁際に到達するころには時速百キロを超えていた速度を殺しきれずにそのまま外に面した壁に激突した。

 さすがに数トンを超える物体が時速百キロで激突する衝撃には耐えられなかったのか、それとも魔力容量の限界がきて円陣の魔力強化エンチャントが解けたのか、カニはそのまま壁に頭から突っ込んで外壁をぶち破り、そのまま三階の高さから地上に向かって落下していった。

「お、お誂え向きじゃないか」 伝わってくる地響きに目を細め、アルカードは壁に空いた風穴に歩み寄ってそこかから身を躍らせた。

 場所は建物の裏側で、車道に面していない。近くに民家やほかの建物も見えない――つまり目撃者も巻き添えも、心配する必要は無い。

 すでに手入れする者もいなくなって久しい、元は芝生であったであろう地面に着地して、アルカードはゆっくりと笑った。

「いいぜ、床が抜ける危険が無いなら、車をパーにして東京まで歩いて帰る様な羽目にもならねえからな。ライルも子供ふたりも巻き添えにしないで済む。これでようやく、それなりに気兼ね無く威力を振るえるってもんだ」

体の前半分から地面に突き刺さり、なんとか半身を抜き出そうとシャカシャカ脚を動かしているカニの姿に目を細め、手にした霊体武装Asher Dustを消す。

 そして代わりに懐から小瓶を取り出し、アルカードは唇をゆがめて再び笑った。取り出した硝子製の小瓶は親指ほどの大きさで、内部には水銀の様な液体が満ちている。

 ようやく地面にめり込んだ体を抜き出すことに成功したカニが、地響きとともに体勢を立て直す。アルカードはその光景を横目に小瓶を握り込む手に軽く力を込め、コルクで栓をされた小瓶を握り潰した。

 

   *

 

「あ――」 甲冑の隙間から差し込まれた錆びついた鋒が、激痛とともに脇腹を穿つ。ぼろぼろに毀れた刃が鎧下の繊維を引きちぎり、筋肉や神経を傷つけながら内臓に届いた。

 ラルカが短剣の柄から手を離したために、ヴィルトールは壁に体重を預ける様にしてふらつきながら後退した。

 喉の奥から、どろりとした熱いものがこみあげてくる。それが口の端からしたたり落ちるのを感じながら、ヴィルトールは眼前の少女が紅く輝く目を細めるのを絶望的な気分で見守っていた。

 ぎしりと――右手の長剣の柄を握り込む。振るった長剣の鋒が薄暗がりの中で角燈の光を照り返して虚空に銀色の弧を描き、次の瞬間には少女の首を刎ね飛ばした。

 切断されたラルカの首が床の上に落下し、壁際まで転がっていって母親の首のそばで止まる――年齢からすると若干細すぎる小柄な体が、荒い切断面から噴き出した血で衣装を紅く紅く染め上げながら床の上に崩れ落ちた。

「が――は……」 壁にもたれかかって派手に咳き込む――突き刺さったままになっていた短剣の柄に手をかけると、それだけで視界に火花が散った様な気がした。歯を食いしばって、そのまま一気に傷口から引き抜く。

「ッがアッ……」

 激痛に苦鳴をあげ、ヴィルトールは拵えだけは見事な短剣を足元に放り棄てた――壁に当たって跳ね返り、カランと音を立てて床の上に転がった短剣のそばに膝を突いて、そのまま身を折って激しく咳き込む。口元を押さえた指の隙間から、赤黒い血がこぼれ落ちた。

 呼吸を落ち着かせるためにしばらくそのままでいたあと、立ち上がる――ヴィルトールは足元の短剣を拾い上げて、甲冑の装甲の隙間に捩じ込んだ。こんな代物でも、なにがしかの役には立とう。

 荒い息を吐きながら、ヴィルトールは壁際に転がったラルカの首に歩み寄った。

 足を一歩踏み出すだけで激痛が走り、その激痛で意識が薄れて――そして同時に意識が覚醒する。一歩歩くたびに気絶と覚醒を交互に繰り返しながら、ヴィルトールはラルカの生首のそばに片膝を突いて自分が殺した少女の頬に触れた。

 小さな唇に親指が触れる。小さなうめきを漏らしてヴィルトールは頬の輪郭を手でなぞってから見開かれたままの少女の瞼をそっと下ろした。

 ゆっくりと立ち上がる――意識は朦朧としていたが、指先が震えているのは自覚していた。

 手にした長剣の柄を握り直す。足元が崩れていく様な喪失感を感じながら、彼は剣の柄を渾身の力で握り締めた。

 朦朧とする意識を怒りでつなぎ止め、激痛を無理矢理意識から締め出して――から、という小石を蹴飛ばす様な音に、視線をめぐらせる。

 壁に掛けられた角燈の明かりに弱々しく照らされた薄暗がりの向こう、いくつもの人影がうごめいているのを目にして――ヴィルトールは背筋が粟立つのを感じていた。

 いったい何人がこうなってるんだ? 生き残りはもう――いないのか?

 胸中でつぶやいて――脂汗が額ににじむのを感じながら、それでも冷静に敵の数を計る。

 人影の数は四人――今の状況で正面から仕掛けるには、数が多すぎる。

 まずい――重傷を負った今の状態で、四人もの敵を凌ぎ切れるか?

 敵がこちらに気づいているのかどうかはわからない――小さくうめいて、ヴィルトールは足音を殺して歩き始めた。無駄な努力だということはわかっていたが、四人全員に一斉に襲いかかられるのは避けたい。

 自分が今の状態でなおそれだけのことを冷静に判断出来ている事実は、果たして幸いと歓喜すべきか不幸と呪うべきか。いずれにせよまだこの身体が動く以上、座して死を甘受するわけにはいかない。

 不意を衝ければ、それが最上の展開だが――

 なんとか厨房のところまで戻って、入口の脇に身をしかめる。太腿の装甲の裏側に差し込んでいた短剣の柄に軽く触れ、ヴィルトールはその感触を確認した。

 刃毀れしてごつごつになっているので、これが突き刺さればかなりの激痛を伴うはずだ――それは実体験済みなので間違い無い――、投げつけてうまく突き刺されば、少なくともひとりは動きを止められる。問題は残る三人をどう抑えるかで――

 そこまで考えて、ヴィルトールは眉をひそめた。

 人影の動きにまるで統一性が無い――否、それはローザやヤコブ、ゲオルゲも同じだったのだが、彼らの動きにはそも知性が感じられないのだ。

 先ほど四人に襲われたときは、彼らは隠れて自分を待ち受けていた――背後にいたふたりが自分を襲わずに遣り過ごしたのは、前方にいるふたりとで挟撃を仕掛けて確実に仕留めるためだろう。

 だが、彼らは自分に気づいた様な動きも見せておらず、分散していくわけでもない。上策としては三人がその場に残ってこちらの注意を引きつけ、ひとりがこちらの背後に死角から廻り込むことだ、だがそれをする様子も無い。

 単にこちらに気づいていないのか……?

 周囲をきょろきょろと見回したあと違う方向を向いて立ち去って行った彼らを見送って、ヴィルトールは緊張を解いて小さく息をついた。

 助かった。助かったが――だが、彼らはどうして自分に反応しなかったのだ……?

 気づかなかっただけなのか? 否、あれだけ派手に立ち回って物音を立てたのだから、それは考えにくい。

 そもそも、彼らがなにをしに来たのかが問題になる――少なくともヤコブやローザ、四人の若者たちはまともな精神状態ではないが、阿呆ではなかった。

 彼らが言葉を話してヴィルトールをヴィルトールと認識したうえで攻撃を仕掛けてきたり、徒党を組んで襲いかかってきたという事実は、彼らが知性を持ち連携を取る能力があるということを示している――取れているかどうかは別問題だが、とにかく少なくとも取ろうと思えば取れることには違い無い。

 だとしたら、あれだけ派手に物音を立てれば当然確認に来るはずだ。

 屋敷の中で異常が起こったのだから、知性があるなら当然確認しにくるだろう――外敵は排除しなくてはならないし、味方の被害も掌握しておく必要がある。

 にもかかわらず、彼らは――床の上にラルカとヤコブとローザの屍が転がっていたにもかかわらず――反応しなかった。

 否――待てよ?

 そこで思い当たり、ヴィルトールは眉をひそめた。

 さっきの連中は目が光っていなかった。つまりラルカたちと同じものではない――かといって普通の人間の様にも見えない。動きにこの異常な状況に対する焦りや、混乱が見てとれなかった。

 まともな人間がここにいれば、この屋敷の異常極まり無い状況を見て即座に逃げ出す選択をするだろう――少なくとも、あんな無防備にふらふらうろついてはいまい。

 つまり、ほかになにかある。

 ラルカやヤコブと同じものではなく、そのうえで彼らから襲われることもない、独自のなにか。

 確認が必要になるだろう――危険には違い無いが。

 そっと厨房の入口から離れて、ラルカの亡骸に一瞬だけ視線を投げてから、ヴィルトールは歩き始めた――先ほどの連中を追って、彼らが今どういう状態にあるのかを見極める必要がある。


※……

 時速(単位・キロメートル毎時)を秒速(単位・メートル毎秒)に簡単に変換するための計算式です。

 時速を秒速に直す場合は時速÷3.6、秒速を時速に直す場合は秒速×3.6。

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