第109話  嘘と欺瞞の塊、文大統領の責任

タイトルが過激なので多少恐縮しています。しかし現在の文大統領はこれでも言い過ぎではないように思います。


文大統領以前の日韓関係は多少の紆余曲折はありながらも、未来思考の良い関係になりかけていました。


日本では冬ソナ以来の韓流ブームで、テレビドラマのみならず音楽やアイドルや半導体や携帯電話の分野まで広がっていました。


一方韓国では漫画やアニメを始め日本文化が浸透していきました。


それを文大統領は卓袱台返しをしたのです。


自身の政権浮揚の為に作為的に反日政策を敢えて取ったのです。


最初は無理矢理に司法のトップを文大統領の肝いりで反日思想の人物に替えました。

その人物は文大統領の思惑通りに、既に決着の付いている徴用工問題を蒸し返し、決着の付いていることとは逆の判決をくだしました。


本来、国と国との間で決着の付いていることなので、この時点で文大統領は国のトップとして調停に動かなければなりません。


しかし、文大統領は自分が据えた司法トップが自分の思惑通りの判決を下したのに対して敢えて動くことはなく、分立である司法の判断に政治が介入することはできないという建前を放言いたしました。それ以前に自身が司法トップの人事に介入しておきながら。


本来、日本から不可逆的なものとして韓国政府にそれ相応な解決金が支払われているはずです。(現に、元徴用工から韓国政府に、日本から受け取った解決金を徴用工に支払えという訴えもあるということです)それを受け取ったということは韓国政府にこの問題を解決する責任があるはずです。にも関わらず文大統領はこの問題を敢えて放置いたしました。これは恐らく文大統領の反日政策の一環だったのでしょう。


文大統領の反日はこれに留まりませんでした。既に決着の付いている慰安婦問題も卓袱台返しをしたのです。


日韓が供用した慰安婦財団を勝手に解散してしまいました。日韓が資金を供用して被害者に補償するという趣旨の、既に日韓の間で決着の付いている財団をです。


レーザー照射問題も開き直り以前の論理のすり替えに終止しています。


こんな無法をしでかしながら、文大統領は日本に対して『盗人猛々しい』などとほざきました。いったいどの口がそう言っているのか? うそ、でまかせ、開き直りを繰り返す文大統領自身が『盗人猛々しい』のではないか。


また最近になって反日の言動を少し抑制しながら『日本が対話による解決を望むならいつでも受け入れる』という趣旨の談話をしているようですが、それは逆です。まず文大統領自身が徴用工問題、慰安婦問題、レーザー照射問題に対して日本に真摯に対応してこそ、日本も対話に前向きになれるのではないでしょうか。


ボールは日本から韓国に投げられていますが、文大統領はそのボールを隠して日本がボールを持っているかのように欺瞞しているのです。それが二国間だけならまだましですが、韓国は得意のロビー活動を駆使して全世界に吹聴しています。


いったいこの状況をどうすれば良いのかと日韓関係に憂慮しながらも、結局嘘と欺瞞に満ち満ちた現在の文政権が続く限りは、国と国との正常な関係は成立しないように思うのは私だけでしょうか?

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