第61話 小説って何ですか?
私は数年前から小説というものを書き始めました。いくつか書いている内には『はたしてこれは小説なのだろうか?』というのも生まれてきます。
では小説とはいったい何なのでしょうか? もちろんいろいろな定義はあるのでしょう。しかし小説とはもっと自由なものだという説もあります。その説を取るなら、どんな形態であれ小説と言えるのではないでしょうか。
私は書いている中で、人からは『それは小説とは言えない』と言われそうな作品が二作品あります。
一つ目は『シテン』という短編です。正直どのように分類すれば良いのか、作者自身が分からない特異な文章です。
二つ目は『初めての除染作業員』です。これは自分の体験をベースとして、半分フィクションを交えながら綴っていく作品です。勝手ながら『フィクションハーフ』という造語を当てはめました。どちらかというと『私小説』という分野に近いのかも知れません。
私自身は両方とも小説であると信じたいです。でも人によっては否定するかも知れません。
では、いったい小説とは何ですか?
ここに問題定義をしたいと思います。
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