第48話 話は変わりますが、大相撲の話題に関して素朴な個人的感想
最近、大相撲の話題が世間を賑わかせています。言わずと知れた暴力問題ですが、それに波及してなのか横綱らしからぬ相撲というのも話題になっているようです。
そのことについて、ふと疑問に思ったことがあります。
大相撲には多数の決まり手がありますが、それはルールとして認められたもののはずです。それなのに横綱がその中の一部の技を使うと、横綱らしからぬ相撲として批判されるらしいのです。
確かにあまりにも姑息な手段を使ったというのなら、その批判も解らなくもありません。でもルールとして正式に認められた技を使っているのに批判するのは、ちょっと違うのかなと思ってしまいます。
横綱以外の力士が使っても良いのに、横綱だけは使ってはいけないというのは、スポーツの平等の精神に反するのではないでしょうか。同じ土俵に立っていながら差別されているように感じます。
勿論、ゴルフのハンデやオリンピックとパラリンピックの違いや体重制限などの階級わけ等はありますが、それはそういうルールを決めてそのルールにそってやっていることであり、決して同じ土俵ではないのです。
それなのに同じ土俵に立っていながら、横綱だけは他の力士と差別されてしまうというのはいかがなものでしょうか。
違う土俵であるのならそれも致し方のないことなのかも知れませんが、同じ土俵内では平等であるべきだと思います。
野球でも同じようなことがあります。
点差のある場面でのバントや徹底した敬遠策。
観客の面白くないという感情論はわかりますし、私も理解しないではありません。でもルールに則った上での策であり、特別に卑怯なことをしたわけでもないのに批判されてしまうのは何か違うような気がします。
点差があっても、自チームが取った点数なら相手チームも取る可能性があるわけで、勝つために一点でも多く積み重ねようとするのは当然のことではないでしょうか? 一点でも失点を防ごうというのも同じ構図だと思います。すべてルールの範囲内で取られた作戦だと思うのです。
もしそれが本当に批判されるべきことならば、ルールで禁止すれば良いことだと思います。ルールで禁止もせずに批判だけするのは、あまりにも感情論に流されすぎなのではないかと思ってしまいます。
なんか世間から大いに批判を受けてしまいそうな感想をつい迂闊に述べてしまいましたが、私自身が誰か個人に又は団体に思い入れがあってということではなく、単に個人的な素朴で素直な感想であるということを最後にお断りしておきます。
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