青空の理想

彩 水菜

第1話 自業自得

「ねえ、なんでそこの高校にしたの?」


私は中学生のとき勉強も何もしなかった。

そのため学力は恐ろしいほど低下した。

そして、自業自得のおかげで私は今ここにいる。


高校生活とは、自然と他には敵わないような想い出がつくれるものだと思っていた。

だが、現実はそうではなく私の高校は青春というものから遥かに遠ざかっていた。

部活も行事も盛んではなく高校一年生のときからずっとここに来たことを後悔をしていた。

その時はもう変えられないと思っていた。


でも、私は気づいたことがあった。


誰かが変われば皆の意識も変わるのではないかと。


今からでも遅くないのだと。


ここから私の高校生活が改めて始まった。

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