29:昔のカノジョ(短編だった2)

結局、私の推論では彼女は未だに生きてしまっている。

だから、この話はおわれないのだ。


しかし、彼女の思考を推定させていただきたい。

私は彼女によって知り得たことが多々ある。

刻み始めた時を戻す事は出来ないから、私は前に進む。

過去に振り返っていても仕方が無いのだ。

だが、人は過去があるから生きていることを忘れられない。

その前から私という存在は確かに在るのと同じよう、彼女と出会ってから私という存在が変わって行くように




裸身爛漫な彼女の笑顔が本物だったから

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