黒歴史ノート

はやしばら

前編

01:カノジョとネズミ


俺は、こうして寝るときに好きな人を考える。

団子とは言わないが、低く美しくない鼻、長過ぎず短い足、スレンダーすぎて消えた胸。


彼女は、哲学が嫌いだが、俺は好きだった。

生まれが呪いのようで、疾病。


そして、死について思うことがある。


自殺というのは、本来人間のみならず生命が持つ理性に反した結果である。


たしかに、ネズミの仲間で、仲間が一定の数以上になると、自殺をするというケースがあるらしい。



人間もおなじなのだろうか。



だとしたら、ねずみたちも人間と同じように上に立てる立場がないないし、自分への存在価値がうみだせないという感情のもとでの なのだろうか.



これは、凄いことだ。


ネズミに人間と同じような知性が持てるだなんて、世紀の大発見だ。


いや、待てよ。


先に始めたのがネズミである場合はどうなるんだ?

パクったのは人間であって、パクられたのはネズミというわけで、。

最近の芸術運動のアレだろうか。


動物の知恵を 利用してデザインをする芸術運動のひとつだろうか?


確かに、人間が死ぬことで地球に与える影響ってのは今後の発生を考えるととてもエコロジーなのかもしれない。


まさしく、地球のためという善意ある行動。


いやぁ、課長さんもびっくりだよ。


この発展は無かった。


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