第7話
それから2日後
まいさんの死体が見つかった。
連続的な犯行だと警察は睨んでいる。
なんとかしないといけない。
7月11日
僕は小4の女の子を誘拐した。
誰でも良かった。
なんとなくこの子を誘拐した。
僕だけの世界にするために。
聖「お前の名前は?」
女の子「小林せら…」
聖「せらちゃん…そのあざはなに?」
せら「お母さんになぐられて…」
聖「いつから…?」
せら「ずっと前から…」
聖「そうか。誘拐されてよかったか?」
せら「お母さんから離れたかったから」
聖「なにもない。とこだけどよろしくね」
せら「はい。お兄ちゃんの名前は?」
聖「めると…」
せら「めるとさん…?」
聖「うん。めると」
せら「かっこいい名前だね」
聖「そうだね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます