僕らの異世界Life

第1話

「おはよう。凛君。」

聞いたことない声だった。

僕はもうろうとした意識の中かすかに目を開けるとら白く美しい女性がこちらを見つめているように見えた。

「あなたは1度死んだのです。そしてこれから２度目の人生を生きるのです。」

そこで俺僕の意識は完全に途絶えた。

「ここはどこだ…？」

僕は目を覚ますと見たこともない木のそばに横たわっていた。

彼は死ぬ以前の記憶をほとんど失っていた。

どこからか大きな地響きが聞こえその地響きがする方へ凛は歩いていった。

そこには何やら怪しい格好をした女性がお経のようなものをブツブツとつぶやいていた。

「ファイヤーボルト」

彼女がなにやらブツブツ呟いたあと大きな声でその言葉を口にした途端彼女の手の平が光り彼女の目の前の木が赤い炎によってなぎ倒された、。

しばらく僕はその場に立ち尽くしていた

ようやく彼女が僕に気づきこちらに近ずいてきた。

「君はどこのギルドの人？」

彼女は何か不思議なものも見る目でこちらを見つめていた。

僕はさっぱり彼女の言うことが理解出来なかった。

「ギルド？」

「何も分からないんだ…この土地も君が言ってるギルドってのも」

彼女は驚いた顔で聞き返してきた。

「君も冒険者だったら必ずギルドに所属してるはずでしょ？」

「君ってもしかして迷い人…」

彼女には少し彼の様な人に心当たりがあった。

稀にこの森に変な格好していて記憶をなくした人がさ迷っているという噂で目の前の状況と完全に一致していた。

「ここは危ないから私についてきて首都レインに移動しましょう」

僕は訳も分からず彼女について行くことにした。