第1話

 村にはところどころ火の手が上がり、空は真っ赤に染まっていた。

 だだだ、だだだという大口径の機関銃が短い連射を放つ小刻みの銃声が、村のそこかしこから聞こえてくる。

 立ち並ぶ家のほとんどは銃撃により外壁が穴だらけになり、中には派手に燃えている家もあった。

 みずからの手で掘った穴の中に次々と蹴り落とされ、懇願もむなしくアサルトライフルの掃射を浴びせられる男たち。老人は壁の前に並ばせられて火力支援車両ガンビットの機銃掃射で撫で斬りにされ、風に煽られた立て看板の様にばたばたと薙ぎ倒される。

 そこらじゅうに銃撃によって蜂の巣にされ、あるいは火炎放射器フレイムスロアーの炎で火だるまにされてそのまま息絶えたであろう屍が転がっている。道路上には路上に手足を縛られた年老いた女たちの屍が、まるで道路表示の縞模様ゼブラパターンの様に並んでいた――いずれも苦悶でゆがんだ口から血を吐き散らし、背骨が折れているのは、そのまま機動車輌の巨大なタイヤで踏み潰されたからだ。

 盛大に燃えている家の扉や窓といった開口部には板が打ちつけられ、中からは幼い子供の泣き叫ぶ声が聞こえている。それもいつまで続くことか――村の子供たちを家の中に押し込め、ひとつだけ開いた窓から内部に火炎放射器フレイムスロアーによる火炎放射を送り込んだのだ。

 村の中央に残った半壊した教会のそばにある今でも現役の井戸には、手酷く痛めつけられた村人たちが次々と投げ込まれている。その合間を縫って、井戸のそばに控えた兵士たちがポリタンクに入ったガソリンを井戸の中に流し込んでいた。

 教会のそばにそびえる木の根本に、まだようやく歩ける様になったくらいの年頃の子供が立たされている――異常事態に泣きわめく男の子の首には端末を環状にしたロープがかけられており、その反対側の一端は樹上へと伸びていた。

 逃げられない様に兵士に肩を押さえられた男の子の周りでは、数人の兵士たちがそのうちのひとりが持った箱に小銭や紙幣を投げ込んでいる――ややあって用意が出来たのか、箱を持った兵士が近くの兵員輸送車に視線を向けて腕を振り、何事か合図を送った。

 合図を送られた兵員輸送車は、木のほうに鼻先を向けて停車している――運転席にいた兵士が車内でなにやら操作すると、モーターの駆動音とともにバンパー下部に取りつけられたウインチが巻き取られ始めた。

 ワイヤー先端のフックには、男の子の首にかけられたロープの反対側の一端とおぼしき端末がつながっている――ウインチのワイヤーが巻き取られるにしたがって男の子の首にかけられたロープがゆっくりと引き上げられ、たるんでいたロープが徐々に張り始めた。

 投げ縄の様に徐々に絞まっていくロープの感触から自分の運命を察したのか、男の子の泣き声がいっそう激しくなる――ロープが完全に絞まって逃げられなくなった時点で、彼の肩を押さえていた兵士が手を離した。

 ロープに吊り下げられて、男の子の体がゆっくりと浮き上がる――後ろ手に手を縛られているので、ロープの内側に指を入れて隙間を作ることも出来ない。首にかけられたロープが細い首に喰い込んで呼吸が遮られ、顔が真っ赤になった男の子の泣き声が止まった。

 数人の兵士たちが、首吊り自殺の様に宙吊りになった男の子にやんやと声をかける――まるで馬券を握りしめて張り込んだ馬に声をかける競馬狂いの様に。箱を持っていた兵士はというと、眼球が飛び出しそうな苦悶の表情を浮かべながら足をバタつかせる男の子の姿を見上げてカウントダウンを取る様に腕を振り振り声をあげていた。

 いわゆる絞首刑と違って勢いがついたりはしていないので、一気に体重がかかって首の骨が折れる様なことは無い――ロープが頸動脈洞、総頸動脈と呼ばれる大血管から内頸動脈と外頸動脈に分かれる分岐点に存在する受容器にかかっていれば、圧迫が始まった時点で頸動脈洞反射によって脳に供給される血液が一気に減少し、十秒以内に意識喪失に至る。

 だが彼の肩を押さえていた兵士がロープが完全に絞まる前に頸動脈洞にかからない様にロープの位置をずらしたので、この男の子の場合は頸動脈洞反射は起こらない――無論、それがさいわいであるわけもないが。頸動脈洞反射が起こらない場合は脳に供給される血液は通常のままなので、首に喰い込んだロープによって血流と酸素供給が完全に遮断され、血液中に存在する酸素を消費し尽くして脳細胞が壊死するまで長く苦しみ続けることになる。

 引き上げる速度が遅いために、絞首刑の様に首の骨が折れるほどの勢いはつかない――首に喰い込むロープで呼吸が止まり、男の子が足をばたつかせる動きも今では痙攣の様に弱々しいものになりつつあった。

 数分ほど経過したあたりで、顔を土気色にした男の子がややあって痙攣を止める――脚を伝ってしたたり落ちた湯気を立てる液体が、足元の地面を濡らし始めた。

 箱を持った兵士がパンパンと手を打ち鳴らし、残りの兵士たちはある者は歓声をあげ、ある者は舌打ちをしたり口惜しげに指を鳴らす――それで賭けが終わったのか、箱を持った兵士が自分の周りに群がった兵士たちに配当を配り始めた。

 賭けに負けたらしい数人の兵士が、降ろされた男の子の顔や体を腹いせとばかりに蹴り飛ばす。

 首の骨の折れた男の子の涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔が、蹴飛ばされるたびにあらぬ方向を向き――それでも気が収まらないのか、兵士たちのひとりが腰のホルスターから抜いた自動拳銃の銃口を男の子の頭に向けた。

 軍用品としては禁止されているはずのフランビジリティーが装填されていたのか、乾いた銃声とともに撃ち込まれた銃弾が右目に着弾した次の瞬間男の子の頭が水死体の様に膨れ上がり、皮膚が細かく裂けて血飛沫が舞う――毒づきながら最後にもう一度男の子のお腹に爪先で蹴りを入れてから、自動拳銃をホルスターに戻した兵士が憤懣遣る方無しといった様子で次の犠牲者を連れてこいという様に腕を振った。

 火災を免れた家の前には、十五歳くらいの少年がいる――外壁を背に椅子に手足を縛りつけられ、数人の兵士たちが彼を指差して何事か話していた。

 話がまとまったのか、兵士のひとりが適当に用意した布を頭に巻きつける――視界をふさぐ様に両眼を覆って巻きつけたところで、彼はホルスターから引き抜いた自動拳銃を両手で突き出す様にして構えた。

 両足を肩幅に開いて標的に正対する、いわゆるウィーバースタンスに近い構えだ――仲間の兵士たちが次々と何事か声をかけ、そのたびに少年に銃口を向けて構えた兵士が照準を動かす。

 ややあって銃を構えた兵士がトリガーを引くと、乾いた銃声に椅子に縛りつけられた少年がびくりと体を震わせた――少年の横三十センチほどの空間を貫いた銃弾が、背後の民家の壁に小さな穴を穿つ。

 目標を大きくはずした射撃に横から歓声や罵声を浴びせていた兵士たちが、銃を構えた兵士にふたたび声をかける――そのたびに銃を構えた兵士が照準を動かし、ややあって再びトリガーを引いた。

 二発目の銃弾が少年の右肩をかすめ、衣服が裂けて血が飛び散る――悲鳴をあげながら少年が身をよじった拍子に、彼は椅子ごと地面に倒れ込んだ。

 銃を構えた兵士の後ろで口々になにか声をかけていた兵士たちがある者は手で顔を覆いある者は天を仰ぎ、ある者は歓声をあげる――兵士たちのうちふたりが銃を構えた兵士に何事か声をかけ、椅子ごと地面に倒れた少年に近づくと、その鳩尾にブーツの爪先で蹴りを入れてから乱暴に引き起こした。

 椅子に縛りつけられて身動きもとれないまま、少年が激しく咳込んでいる――元の位置に戻った兵士たちが銃を手にした仲間の肩を軽く叩くと、拳銃を手にした兵士は一度下ろしていた自動拳銃をふたたび据銃した。

 どうやら海水浴でやる西瓜割りの様に、仲間の指示で銃の照準を合わせて命中させるという遊びらしい――周りで口出しする連中はどうやら指示を出して命中させようとするものと逆にはずさせようとするものの二組に分かれているらしく、なかなか正確に照準が定まらない。

 少年がボロボロと涙を流しながら、助命を請うているのか何事か口にしている――恐怖と絶望に泣きわめく少年に向かって、銃を構えた兵士がみたびトリガーを引いた。

 骨を砕きながら左上腕を貫いた銃弾に、少年が悲鳴をあげながらふたたび椅子ごと転倒する――こちらもフランビジリティー弾が装填されていたのか、傷口を中心に腕全体が青黒く腫れ上がっていた。

 その姿を見て、兵士たちがゲラゲラと笑う――今度はもう倒れ込んだ少年の体を起こすつもりも無いのか、兵士たちは嘲弄のこもった笑い声をあげながらふたたび銃を持った兵士に指示を飛ばした。

 ややあって、四度目の発砲――地面に倒れたまま恐怖で失禁しながら泣き叫ぶ少年の耳を掠めた銃弾が、背後の民家の壁の低い位置に小さな穴を穿つ。兵士たちはそのまま間を置かずに、次の指示を飛ばし始めた。

 五発目の発砲で発射された銃弾が、上半身裸の少年の胸に小さな穴を穿つ――少年の胴体が一瞬だが膨れ上がって見え、肺に穴が開いたのか少年の口から大量の血があふれ出した。口の端から血の泡を吹いている少年を指差して、兵士たちが声をあげて笑う。

 フランビジリティー弾が胴体に着弾した場合、そのダメージは体に穴が空くだけにとどまらない――仕組みギミックと命中箇所にもよるが、フランビジリティー弾は弾頭それ自体が標的の体内で変形したり砕け散ったりすることで全運動エネルギーを放出する。命中した銃弾から放出された運動エネルギーは着弾箇所周囲の筋肉を押し広げて巨大な空洞を形成し、毛細血管を破裂させ神経を引きちぎり内臓を破裂させて死に至らしめるのだ。

 ショックで白目を剥き、全身を痙攣させている少年の様子に、またも兵士たちが歓声を、あるいは罵声をあげた。

 肺や心臓を中心としたダメージで意識を失っているのか、少年はもうなんの反応も示さない――兵士たちは賭け金を分配してから少年の体を椅子からはずしてそのへんに放り出し、次の犠牲者を用意するために歩き出した。

 兵士に引っ立てられた若い男が、激痛と恐怖に泣き叫んでいる――大口径の銃で撃たれたのか片腕が吹き飛び、右脚と脇腹の肉がごっそりとえぐり取られて、その激痛で抵抗もままならない。

 おそらく兵士たちの隙を衝き、なんとか逃げようと試みたのだろう――そして広場に何台か止められたピックアップ・トラックの荷台に定置式の対空機銃を固定した簡易的な火力支援車輌テクニカルの射手に発見され、雨のごとき銃撃を浴びて斃されたのだろう。服に焦げ目があるのは、着弾をわかりやすくするために普通弾ボールの中に混ぜられた曳光弾トレーサーの曳光剤で衣服の繊維が燃えたからだ――炎自体はあっという間に出血で消火されたが、火が消えたこと、なんなら命を取り留めたことも含めて、それが彼にとってさいわいだったのかどうか。

 秋冬用の茶系の目立つ迷彩戦闘服を着た黒いバラクラバ帽をかぶった兵士は失血のせいで動きの鈍い若者の体を引っ立てて、そのまま井戸に突き落とした。

 もう何人目になるか――ポリタンクの中身を井戸にぶちまけていた兵士が中を覗き込んで肩をすくめると、後から続いてきた兵士に向かって何事か声をかけた。こちらは春夏用の森林用迷彩の戦闘服を着ており、統一されていない。

 腰の曲がった老女を無理矢理引っ立てていた兵士がそれを聞いて何事か言い返してから、老女の体を井戸に放り込んだ。

 戦闘服に統一性が無いのは、彼らがもともと統制された軍隊ではないからだ。季節がバラバラなだけでなく、同じ秋冬用でも迷彩模様パターンが異なっている。様々な国から支援物資として供給されたもの、あるいは奪取したものを部隊ごとに統一するでもなくそのまま使っているからだ。彼らは暫定政府軍の兵士ではあるが、ただ単なる正規軍気取りの武装民兵でしかない。

 制式の銃も無い、軍服が統一されているわけでもない、交戦規則R O Eも存在しない。あるのは多数民族マジョリティとして少数民族マイノリティを虐遇する、薄汚れた悪意だけ。

 今や生きた人間を棄てる場と化している井戸の近くに、角ばったワゴン車が一台止まっている――近くに止まった別のトラックとは、車種もメーカーも塗装の色も違う。火力支援車輌テクニカルにされているほかのトラックが民間向け車輌を改造したものなのに対して、車高に対して異様に最低地上高が高い四ドアの軍用ワゴンで、屋根の上に十五ミリ口径の対戦車用機銃が突出している。RE-05斑猫パンサー、近隣の共産主義国家から暫定政府軍に供給された火力支援車輌ガンビット仕様の軍用ワゴン車の一種だ。

 車のそばに蹲っていた少女が兵士たちに引っ立てられてくる村人たちの中に見覚えのある顔を見つけたのか、何事か叫んでいる――呼びかけられているのに気づいたのか、若い女が少女のほうに視線を向けた。

 それに気づいたのだろう、兵士のひとりが若い女のほうに視線を向ける。この兵士だけは釣りに使う様なポケットがいくつもついたメッシュのベストを着て、太腿に自動拳銃を一挺固定していた。ライフルで武装していないのは、彼らの中では序列が上なのかもしれない――実際にこの虐殺でみずから手を染めているわけではないのだ。

 おそらくは指揮官級であろうその兵士が、高慢さの感じられる頭ごなしの態度で女性を引っ立てていた兵士に何事か声をかけた。

 兵士がうなずいて、抵抗しようとする女性の体を引きずって少女の目の前に放り出す。飛びつこうとした少女の動きは、右腕を軍用車のホイールの一部に固定したプラスティカフによって阻まれた。

 兵士が女性の体を上から抑えつけ、そのまま服の胸元に手をかける――煤で薄汚れた女性が自分がよりにもよって娘の眼前でなにをされるのかを悟って暴れ出し、それを見て自分も参加することにしたのか別な兵士が女性を抑えつけるのに加わった。

 兵士たちは、別に屈強というわけではない――だが同じ人間とすら看故していない少数民族の扱いに関して、彼らには容赦がまったく無かった。ふたりがかりで体重をかけて押さえつけられては、女性ひとりがどんなに暴れても意味を為さない。あっという間に着ているものを剥ぎ取られ、胸のふくらみを下着の上から乱暴に揉みしだかれて泣き叫ぶ女性から視線をはずし、彼女をそんな目に遭わせることを命じた兵士は井戸のほうに向かって適当に手を振った。

 その手振りとともになんと命じたのか、井戸のそばにいた兵士がいくらか距離を取る。

 四歳か五歳くらい、まだ小学生にもなっていない年頃の男の子を引っ立ててきた兵士が、近くにいた兵士に向かって手招きし――抵抗しながら泣き叫ぶ男の子の体を無理矢理持ち上げ、腰からふたつ折りにして井戸のへりに引っ掛けてから、少年の羽織った上着のフードを指先で指し示した。

 それで仲間の意図を悟ったのか、呼ばれた兵士が小休止のつもりなのかそれまでくゆらしていた煙草を男の子の着ていた服のフードの中へと放り込み――ややあって煙が立ち昇り始めたその数秒後、薄汚れたぼろぼろの衣服が炎をあげる。背中を焦がす炎の熱さに、男の子がなにごとか叫びながらじたばたと暴れ始めた。

 それを無視して、兵士たちが男の子の体を井戸の中へと突き落とす。ほぼ同時に井戸の中から噴き出してきた炎が、とっさに身を離したふたりの姿を一瞬だけ赤く染め上げた――男の子の服に燃え移った煙草の火が今度は立ち昇ってきたガソリンの蒸気に燃え移り、一瞬で炎上したのだ。

 ガソリンの量そのものがたかが知れているし、井戸の中には水がある。水中に潜れば焼死はしないだろうし、水の冷却作用と酸欠によってじきにガソリンの火は消えるだろう――ただし炎が井戸の中の酸素を根こそぎ奪ってしまうから、井戸の中で仮に生き延びたとしても待っているのは窒息死か溺死のどちらかだ。

 口々にあがる叫び声を無視して、指揮官らしき兵士が再び母子のほうに視線を移した――兵士のひとりが娘の目の前で母親の両腕を抑えつけ、もうひとりが彼女の脚を無理矢理開いて自分の下半身を押し込み、がくがくと腰を前後させている。

 自分の母親が目の前で凌辱される光景に、女の子が泣き叫んでいた――それがどういう行為かはまだ理解出来なくても、それが自分の母親を貶め辱める行為であることはわかるのだろう。

 だが、母子にとっての本当の地獄はまだ訪れていなかった。井戸に火を放った兵士ふたりが軍用車のホイールに手首を括りつけられていた少女に歩み寄り、彼女の体に手をかけたのだ。

 まだ五歳か、六歳か――母親よりもさらに抵抗は難しかっただろう。少女はあっという間に着ているものを剥ぎ取られ、そのまま母親の目の前で純潔を奪われた。

 自分がされていることの意味はわからないのだろうが――幼い秘裂に異物を捩じ込まれて激痛に泣き叫ぶ娘の姿を目にして、母親が再び暴れ出す。上膊を抑えつけていた兵士が腕をはたかれて腹を立てたのか、彼女の顔へと拳を落とした。

 二度それを繰り返してから、取り出した自分のものを母親の口元に押しつける。拒否している母親の頭を髪の毛を掴んで引きずり起こし、兵士は平手で彼女の頬を張った。さらに頭をこめかみから両手で地面に叩きつけ、それで意識を失ったのか抵抗を止めた母親の口の中にいきり立った自分のものを押し込んで、兵士が腰を前後させ始める。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る