明智さん、なんか違くないすか!?
夏みかん
第1話 ニート再び・・・じゃねえ!
この世はたまに悲しみに暮れて、楽しいことはちょびっとの人がいて、失ったら二度と戻らないなんて当たり前のことを言われたから切れたら関係ない癖に叱られて、あんたがだから何様なんだ、なんで私が地獄に落ちなきゃなんだ、と切れ返せば延々続く大渋滞の苦情の嵐。
かと言って静寂にしていたらかまととぶりやがって!と噛みつくババアと女とその取り巻き。
どーーおすりゃいーんすか、神様ー。
御陵神社の神主さんは私を嫌っている。理由は虐めようとしたら私が強かったからだ。
汚い言葉は使うべきではない。
しかしどーーおすりゃいーんすか神様ー、明智サマー。
ウクレレでも弾いて一人静かに生きてこうと思ったら、ウクレレたっかくて十万もして、もう本当に静かに生きて行きたいのに、飲み屋の姉ちゃんの口が止まんない。
あー、女は嫌だ。なんで飲み屋の前なんかに家建ってるんだ。
こうなりゃ本当に父の仕事場の山に家建てて住みたい。本当に山にこもりてえ。
こもりてえよわしゃー、別に世間様に顔向けするわけでも無し、ただただ面白がってお祭りが終わんねえ。
もう、これでほんとに最後だ、ラストだ。
ラストファイトは綺麗に決めたい。
明日だ、明日、私はウクレレを買う!
あの職場で稼いだ8万で、ウクレレ買ったろやないかい!
オッシャー!ここは出たとこ勝負だ!
明日からだ、明日から私のほのぼのライフが始まる。
か・な・ら・ず・始まる!!!!
では、だからな!!
では!!!!!!!!
明智さん、なんか違くないすか!? 夏みかん @hiropon8n
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