Text-radio 『もじらじ』

あきら るりの

もじらじ 第一回

マット

「おはようございますー」

リュシュカ

「おはようございますv ……てお昼ですけどね」

マット

「ああすみません、うっかり台本通り読んじゃいました」

リュシュカ

「実はこれ、録音二回目なんですよ。これ放映できるといいですねー」

マット

「ディレクターが日記消えた時に、慌てて切断ボタン押しちゃったんですよね。もしかしたら戻るボタンで救えたかもしれないのに」

リュシュカ

「バカですね」

マット

「……というわけで、CW放映局よりパーソナリティーはGateOdysseyから出張してまいりましたマティアス=シーヴァーズことマットと」

リュシュカ

「リュシュカ=ミラーがお送りいたしますー」


***


リュシュカ

「で、今回いきなり文字ラジオを始めた経緯というのは一体」

マット

「今朝どうやらあまちゅあモノカキのヒトが、ネタがなかったらしいんですよ」

リュシュカ

「……はあ」

マット

「本当は28話が書きたいらしいんですが、どうやら課題が書き上がらないことには手がつけられないということでせめて小ネタが書きたかったらしく」

リュシュカ

「……マットさん」

マット

「はい」

リュシュカ

「またあまちゅあモノカキのヒトにいいように遣われてるじゃないですかー」

マット

「あははは」

リュシュカ

「『あははは』じゃないですー! ……どうしてそう」

マット

「『そう』?」

リュシュカ

「……マットさんはそういうヒトでした」

マット

「……いや、そこで諦められても……」


***


リュシュカ

「で、バトンを作ってみようとしてたとのことですけど」

マット

「創作系バトンにできないかなと思ったらしいですよ」

リュシュカ

「あらかたの答えられそうなものはやっちゃいましたからねー」

マット

「創作で一次でも二次でも可と」

リュシュカ

「受け取った方がディレクターになるわけですね」

マット

「パーソナリティーは一人でも二人でもいいそうです。あと」

リュシュカ

「あと?」

マット

「自作自演でゲストを呼んでもいいそうです」

リュシュカ

「……特にラジオのお題はないわけですね」

マット

「まだそこまで詰めてなかったみたいです」

リュシュカ

「まあ朝の通勤中に思い付いたらしいですから」

マット

「キャラクター紹介でもなんでも。とのことです」

リュシュカ

「で、バトンを渡す条件は?」

マット

「そこなんですよね」

リュシュカ

「……というのは」

マット

「あまちゅあモノカキのヒトが、お題としてのバトンは好きなんだけど、バトンを強制的に渡すのは抵抗あると」

リュシュカ

「それはバトンじゃないわね……」


***


マット

「というわけでお時間も迫って参りましたー」

リュシュカ

「本当に放映できるといいですね」

マット

「多分今回は大丈夫かと……なおこのラジオではゲストのリクエストならびにゲストに対する質問を募集……して……」

リュシュカ

「これ、続くんですか?」

マット

「最後は、『NEXT See You』で締めてねv……と」

リュシュカ

「……ともかくみなさま、ごきげんよう?!」



*******



本当に続くかは神のみぞ知る処。(笑)

2007.12.12

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