胸にしまって、私の色に染めてやるの。

感性と感受性を理解できそうな、気がした。

曖昧なことを理解する。何かがわかりそうになり、怖くなってしまい、後退りをして、考えた。


曖昧。明確。嘘。真実。本当。否か。同意。


何かを知る、と言う行為は、知るまで正しいのかわからない。そしてきっと、知った後になってもわからないことが多いと思う。

正しいのか、正しくないのかという考え自体、違うのかもしれない。


わからない。けど、前よりも「何か」の確信が掴めそうなした。何がだろう。まだ、わからない。



私は、本当に人間に向いていないみたい。

そもそも、人間に向いている人っているのか? うーん、そもそも人間ってなんだ?

いけない、哲学に走ってしまう。抑えて。



そもそも、そもそも、もしもし私よ。



今年から、涙脆くなっていると思ったけど、よくよく考えれば、大人になるにつれ、ぽろぽろと零している回数が増えている事に気づいた。


人がいると、笑いながら泣いてしまう。

笑いながら、大丈夫と答えながら、泣いている感じ。いい加減、周りに無駄な心配と迷惑をかける行為。


「この世界の片隅で」を全部見ていないくせして、後半を少し見ただけで、泣いてしまった。

主人公の悔しさ、優しさ、虚しさが伝わってきたから。良かったね、と心の中で呟いて、笑っているの。感情が豊かすぎるのかな?


私は、感情移入しやすい人なのか、なんなのか。人になりきって、作品を見たり読んだりしてしまう。

自分の作品を書く時も、入りきれないと書けなくなる。途中で、中途半端に入った世界観に耐えられなくなるんだと思う。けど私は、そんな気持ちも全て「飽きたから」と説明を付けてしまうの。なりきれなかった、ムカつきからかな。わからない。



あ、そうだ。

自分の誤字が多い理由がわかった気がする。押し間違えに気づかないことだと思うの。

頭の中にある言葉を、読んでいる人にもわかるように書かないといけないから、どうすればいいのかとか考える。それに加えて、新しく頭に入った考えを書こうとして、別の文が混ざってしまい、混乱が生じる。

一度に全てやろうとしているのかも。

誤字がないように、読み返していたとしても、読んでいる間にも別のことを考えてしまっていて、結局読んでいないのと同じになっているの。

うーん、わからないや。



待って、今日はいつも以上に頭が回らない。眠いからなのか、頭が痛いからか、何なのか。待って。お願い、落ち着いて。まぁ、紅蛇ちゃん、良い子。考えて、自らで答えを探してね。

ふぅ……今日はちょっと、駄目な日なのかも。多分、朝に私のお気に入りのシャーペンが見つからなくてイラついていたから。結局、カーディガンのポケットに入っていたから、良かったけど。安心。


嘘、本当は違う。言い訳。

待って。よく考えて。

思考がまとまらない。

私、考えろ。大丈夫。

そして、今日は早めに寝ろ。

ごめんという言葉はあまり、好きじゃない。

理由はわからないけど、逃げようとしている感じがする。嘘、意地悪言った。


今日のは、日記というより、落ち着くための行動。私の頭の中。あなたも、そこの君も、誰一人、関係ない。何一つ、意味がないのかも。

今はまだ、答えは出ないみたい。


少し、この状況を楽しんでいるよ。

微笑んでいて。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る