3節

 記載きさい;6月7日16時30分既定の場所で火刑に処す

 ※エドウィン(本名エドワード=ペルセフォニ)は上記に記された学校にて魔女裁判を行われた結果、人間と証明できなかった為に生徒から卑劣な見せしめ後に殺害されたものとなっている

 追記、後日エドワードは冤罪えんざいだったことがわかる

「エド……死んだの?嘘、嘘……そんな」

 本名を隠していたのは、私との関わりを隠すために私が作った

 でも……何でよりによってあの学校に通っていたの?

 あのエクソシスト養成所に


「アンジェ……」


 アンジェはがくりと腰を抜かして絶望を隠せない


 落ち込んでいる暇はないとインドラがいう


「ちょっとインドラ!!少しはアンジェのことを心配しなさいよ!!アンジェはたった一人の肉親を失っ…」

 私はその先を言わせまいと手を伸ばした

「いいの、インドラ話を続けて」

 アンジェはゆっくり立ち上がるといつもの席に座る

「すまないな、今日集まってもらったことについて本題に入らせてもらう」

 七罪の魔女インドラ【憤怒の罪】

「先の会議にてようやく最終決定が下った」

 七罪の魔女アシュラ【怠惰の罪】

「我々七罪の魔女は全世界の人間いや、エクソシストに攻撃を仕掛ける。指揮は私がとる」

 全世界の魔女を束ね総攻撃を行う指揮官をゼータが行うという

「既に、滞りなく魔女の皆様には知らせが届いている頃合いでしょう」

 全能で指揮官ではだれにも劣らないためか誰も異論はなかった


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