頼光四天王2

 大江山おおえやまに住み都に出没する鬼の征伐を命じられたみなもとの頼光よりみつは、部下四人、いわゆる頼光らいこう四天王してんのうを連れていくことにします。部下の一人が、頼光に尋ねました。

「お供が犬・猿・雉だと一人余りますがどうしましょう」

「……私は桃太郎ではないぞ」

 余った一人は金太郎(坂田さかたの金時きんとき)です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る