猫2

「ミー(吾輩は猫である)。ミー(名前はまだ無い)。ミャーオ(好きな名前で吾輩を呼ぶ権利をそちにつかわす)。ミャーオウ(吾輩の下僕となり、誠心誠意世話をするが良い)」

「ははーっ!」

 段ボール箱の中で鳴いていた子猫に平伏すと、家に連れて帰り、猫様の下僕となった。

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