花咲かじいさん2
意地悪爺さん、隣の犬のポチを借りて畑を掘ったが、瓦や欠けた茶碗しか出てこない。苦情を言うと、
「ポチの目に狂いはない筈だが、不要なら私が頂きましょう」
と正直爺さん、小判一枚で買い取った。意地悪爺さん、ガラクタが一両に化けたと内心ホクホク。
ある日、意地悪爺さんがテレビを見ていると、正直爺さん、お宝鑑定番組に出演中。
「いい仕事してますねー」
鑑定士、茶碗を褒める。欠けてはいるが名器の井戸茶碗、値段は何と百両。正直爺さん、ニヤリと笑った。
*****
お題「茶碗」。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます