敵に塩を送る

 とある戦国武将の治める山国が、隣国との関係悪化により塩を買うことができなくなって、非常に困った。という話を聞いた敵国の武将。

「塩がなければ、砂糖を食べればよいじゃない」

 と、山国に砂糖を送る。

 受け取った山国の人々は、甘さに刺激され、ますます塩が欲しくなった。

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