テーバイ1

 神のお告げに従い、自分が倒した竜の歯を地に蒔いて耕したカドモス。生えてきた兵たちを部下にし、都を建てました。後のテーバイ(またはテーベ)です。部下が尋ねました。

「入力信号の周波数を整数倍にして出力するんですか?」

「……何の話だ」

 それは逓倍ていばいです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る