時をかける少女

 ずっと時間旅行に憧れていて、どうすれば体験できるか考えた結果、放課後、学校の理科実験室にラベンダーの香りを振り撒いてみた。何も起こらなかった。

 翌日、先生に呼び出されて怒られた。

「実験室にトイレの芳香剤をこぼしたのなら、きちんと掃除しなさい」

 夢が壊れた……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る