鶴の恩返し2

 鶴を助けた男を、若い娘が訪ねてきて、嫁になりました。布を織ると言いますが、なかなか始めません。

「仕事しないと、嫁の親父に別れさせられて、一年一回しか逢えなくなるんだぞ」

「あの話は婿も働かないから、他人のこと言えないわよね」

 男も、サボらず働くことにしました。

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