活用法3

「鏡よ鏡」

 決して嘘をつかない魔法の鏡に、お后は尋ねます。

「手紙書くんだけど、はいけい、けいぐってどんな字だったかしら?」

「拝啓、敬具です」

「有難う! 音声認識して、必ず正解を教えてくれる検索って楽ね!」

 お后による自分の新たな活用法に、疑問を感じる鏡でした。

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