ノアの方舟

 近々大洪水を起こすことに決めた神は、信仰のあつい人間に巨大な方舟はこぶねを造らせ、全ての生物の雌雄を舟に乗せるよう命じた。

「全てだよ。爬虫はちゅう類やGもね!」

「え?」

 うろたえる人間。

「そ、それはちょっと……私、苦手で……」

「試練だから。じゃ!」

 神はにこやかに去っていった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る