第2話

ジジジ、、、

蝉の音が煩い、、、

そのせいか非常に嫌な夢を見た気がする。

なんだ?あの夢は?不思議な夢だったが今となっては内容の半分も思い出せない。

ただ覚えているのは出てきた女の子は非常に綺麗な子だったと言う事。

その女の子はおそらく人ではない何かだった、と言うことだけだった。

汗が滴り落ちる。

えー、であるからしてー

なんて、教師の声が聞こえてきてようやく現実に引き戻される。

そうだ、今は数学の授業中だった。

昼過ぎ、五限目の授業の最中に寝てしまったらしい。

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