第11話


いつも通り登校した朝。今日の日付は7月20日。先生の私を見る目がおかしい。なんだろう。私は焦る。胃が痛くなる。怖い。まさか、仕事、ばれたのか、どうしよう。途切れ途切れの思考。

先生が言う「おい…ちょっと職員室来い。」

「…は、い…?」私は言う。言いようのない焦走感に駆られて、足が震える。口から、胃が出そう。職員室の角部屋のせきにすわって、先生と、向かい合う。目、見れない。先生が重い口調で喋り出す。

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