前のエピソード――晩餐

僕の上司は、ハッキリ言って、最低な、人間のクズだ！人事部長の立場を利用し、仕事のミスに漬け込みリストラをチラつかせては、女子社員を、夜のオフィスに誘い出し、やりたい放題だ…僕の仲の良かった同期の子も、手を出された挙句、昨日退社させられた。今日も新入社員の指導と称し、退社時刻をとっくに過ぎた午後7時に新人の女の子を、会議室に連れ込むのを目撃した。

僕は、社内での、性交渉の現場を押さえ、証拠の動画をとり、辞めて行った同期の仇を取ろうと、ゆっくり跡をつけた。会議室前に着くと、会議室の中から声が漏れてきた。

『あぁぁぁ…素敵…あぁぁぁ〜貴方のってこんなに、ハァ、ハァ、ズボッズボボッ、太くて、立派なのねのヌプッヌプッッヤダっ！そんなに見つめないでよ、ヤダ！もうっ！あっ！暖かい…素敵…』

淫靡な音と、ともに漏れてきたのは、女の声だった僕は、ドアの隙間から、スマホのカメラを室内に向け撮影した。15分位して、僕は証拠として撮影したスマホをポケットにしまい、急いで自宅に帰り、動画を再生し、震えが止まらなくなった。

会議室のテーブルの上に寝かされた上司は、喉を割かれ、目玉をくり抜かれ、眼球はテーブルに並べられていた。痙攣している上司の腹を女が、出刃庖丁で裂き、腹の中に手を入れ、をゆっくりと腸を引きずり出してゆき、腹の中に手を入れ、何かの臓器を取り出す度に恍惚の表情を浮かべていた。

上司は本当の人間のクズになっていた…