ゴミの分別



たけし君のママは、町内会の会長さん。ウチのママとは幼馴染で、小さい頃から、近所で、有名な意地悪で、いつもママをいじめてたんだって。今でもママに意地悪してる。ウチのママの出すゴミは、分別って言うのがダメだって、言って、ゴミをお家の前に戻すんだ。いつもいつも、戻すんだ。だけど、今日は戻っていない!ちゃんと分別出来たんだ!


僕はうれしくて、ママにゴミが戻ってないよって、伝えに行った。お風呂掃除していたママは、嬉しそうに僕にこう言った。『今日は生ゴミの日だから、たけし君と、たけし君のママを、ちゃんと刻んで、細かくして、入れたのよ、ママだって、分別位やれば出来るのよ』って、鼻歌を歌いながら、真っ赤に汚れたお風呂場を嬉しそうにお掃除してた。

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