地球戦争 ーー我ら第104普通化連隊斯く戦えりーー

神無月

最前線大津



時は20XX年!


世界の主要な都市に巨大な未確認飛行物体が現れた。

各国の政府が対応に追われ、報道機関は毎日のように報道していた。


だが突然、未確認飛行物体の中から大量の小型の飛行物体が放出され都市は攻撃を受けた。突然の襲来に各国は後手に回るしか無かった。人は死に街は焦土と化したのだった。


そんな中、日本であるが。首都である東京を、その首都機能を7割喪失しながらも防衛に成功したのだった。これは一人の英雄の活躍が有るのだが今回は関係ない。彼の話は別の語り部が存在するのだから。


そこから三年の月日が飛ぶ。


敵性エイリアン共は瀬戸内を占領しそこを根拠地にした。巨体な未確認飛行物体は、瀬戸内海は広島に降り立ち。そこから巨大な無人兵器や武装したエイリアン共も吐き出す。


中国、四国は壊滅し、九州と本州は分断されてしまった。


日本人と言うのは既に愛国心等は無いと思っていたが、そんなこともなかった様で、広島に侵略者が降り立ち攻撃を加えてくると、続々と志願者が集まったのだった。


九州は関門海峡を天然の堀とし九州全土を要塞化し、本州は琵琶湖、紀伊山地、日本アルプスと言う天然の要害を防衛線とし、現在は近畿地方の殆どを放棄し、伊吹山地──琵琶湖──紀伊山地言う防衛線を引いていた。前線司令部は彦根に置いている。


これはある一人の中尉の話である。








最前線大津……その近郊にある大学。ここには第18師団司令部が置かれ、隷下の第104普通科連隊を筆頭に特科、高射特科、機甲科等の諸科部隊が駐屯している。最も諸科部隊を、他隷下の普通科部隊に配属させたり、度重なる連戦での損耗により本来の三分の一しか此処にはいない。


俺は第104普通科連隊、第2中隊、第4小隊、小隊長である。島津秋久だ。名字で分かると思うが、先祖があの島津家らしいが、多分祖父の戯言だろう。


現在我々はこの街、大津を奪還するのでは無く。出来るだけ多くのエイリアン共を殺すために利用している。


敵をキルゾーンまで誘い込んで圧倒的な火力で殺す。これが現在我々が取れる唯一の手段だ。だが、殺す事が出来ても攻勢に出ることは無い。それは、全てにおいて劣っているからだ。


化学力、軍事力 、兵力、全てにおいて我々は劣っている。確かに我々は敵からの鹵獲品を研究し、解析、複製を作るが、それは唯の劣化コピーでしかなく。兵力はいくら志願者が多くたって、何処も兵隊は足りてないのだ。現在敵のロボットをコピーした、ロボット部隊を作ってるそうだが、使い物なるもんなのか?


そんな一兵士には関係無い事を考えてたら、そろそろ時間だ。これから任務だ。さあ、エイリアン共を殺しに行こう。






大学内に作られた急造の士官室を出て、小隊の集合地点に向かう。場所は第三グランドの筈だ。


俺が第三グランドに付くと、既に小隊は全員集まっていり、移動用の車両も配備されていた。まだ時間には十分程、余裕が有るが全員集まっているとは、まだまだ我々の士気は高いらしい。


俺は小隊を整列させ、点呼をする。…………良し。全員いるな。次は小隊全員と一緒に武器庫に向かい。武器、弾薬、装備を受けとる。小隊は89式小銃改を使用している。


これは配備予定だった、新制式小銃である22式小銃の工場がエイリアン共の攻撃により、特殊作戦群、第一空挺団、水陸機動団、中央即応連隊への配備で終わった為に急遽、既存の工場がまだ残っていた、89式小銃の改修版が配備されたのである。改修内容は、ハンドガードの改修及びレールシステムの採用。伸縮ストックの使用等、改修は多岐に渡る。これをほぼ全ての部隊が使用している。


俺はこの小銃にダットサイト、フォアグリップ、赤外線レーザーサイト、タクティカルライトを取り付けている。その他に俺はP220こと、9ミリ拳銃を装備している。士官としての特権として、敵を殺し、そして味方を楽にするために装備している。


それにしてもいつも思うんだが、小銃位自分達で管理させろと思う。まあ、それを初期にやって、中隊規模の隊員が自殺したので仕方がないって言ったら仕方がない。


全ての武器、弾薬、装備を受け取り、もう一度部隊を整列させる。部隊がきちんと整列しているのを確認すると、俺は一段高い場所に立った。


「さて、諸君。これから戦争だが、その前に作戦内容を確認する。我々の任務は地点T{タンゴ}における捜索任務、及び警備任務だ。2~4分隊は、それぞれ分隊長に教えて有る警備地点に行ってくれ。後方三キロ中隊隷下の軽迫小隊が配置され、我らの援護をしてくれる。捜索は俺と第1分隊で行う。説明は以上だが、何か質問は?」


第1分隊長である菅野陸曹長が手をあげる。彼は小隊付き軍曹の頃からの付き合いだ。


「我々の偵察距離はどれぐらいでしょうか?」


「そこまで長くない、せいぜい半径1キロ位だ。それ以上は偵察部隊の仕事だ、確かに俺達もする事は有るが今回では無い。」


俺が言い終わると、第1分隊はホッとした雰囲気になった。まあ、誰だって好き好んで敵地へのRT(長距離偵察)なんてしたくない。俺だってしたくない。


「さて、質問は以上か?……ああ、忘れていた。T-B-02の使用が今回許可されている。使い所が有ったら使うので、留意しておいてくれ。では、状況を開始する!」


俺は一つ息を吸うと大きな声で言った。


「我ら!」


部隊全員が叫ぶ。


「「「例え最後の一兵になりしも友の屍を越えん!」」」


この言葉は何処からか自然と生まれてきた言葉だった。自然と全部隊に伝わり、上もこの言葉を使うようになった。額面道理に受け取ると特別攻撃、所謂特攻の様なものを想像する人も存在する。


たが、これはそんな一人一殺の様な物ではない。"血反吐を吐き、仲間が死に、自らも傷だらけになっても生き抜け!最後まで生き抜くこそ我々の勝利だ!"これはそんな想いが込められている。


「良し!では車両に乗り込め!出発するぞ!」


隊員達は車両に分乗する。隊員達が全員の乗車を確認すると、俺も乗り込み、部隊は出発した。








車両に揺られながら数十分。小隊は地点Tに到着した。隊員達は車両から降り、各警備地点に向かう。残ったのは第1分隊である。


「よし、集まってくれ。我々は左回りでこの周辺を周る。時間でしたら二時間ほどだ。スカウトマンは伊藤陸士長、その後ろに俺と無線手が付く、その後ろは菅野陸曹長が決めてくれ。陸曹長は最後尾を頼みたい。」


伊藤陸士長も俺が小隊を任されてからの付き合いの一人だ。彼は目が良くマークスマンとして、またスカウトマンとして良くやってくれている。


「「了解!」」


「良し、では行くぞ。」


分隊は警戒しながら前進を始めた。


分隊は大通りを避け小道を使いながら捜索を続ける。街は既に瓦礫の山と言っても差し支えない代物だった。


半分崩れているマンション、大穴が空いた道路、燃え上がり焦げ付いた装甲車。正に地獄の一丁目だ。


それから一時間捜索を続けていると、とある道の曲がり角で伊藤が拳を上にあげた。……敵がいた合図だ。


分隊全員を止め、伊藤に近寄り、小声で話す。


「敵か?どこにいる?」


「3時の方向400メートルき小隊規模です。三メートル規模の無人兵器も確認しました。」


「了解だ。良くやった。」


伊藤の肩をポンッと叩き、前に出て確認する。


………いた。


小隊規模のエイリアン共だ。気持ち悪い体つきを金属製の装甲板で守っている。後ろには約三メートルの大きさで、四脚、砲身にはバルカン砲を取り付けた無人兵器もいる。


ここは砲撃支援を要請しよう。生身でエイリアン共は戦えるが、無人兵器には歯が立たない。


「無線手、こっちに来てくれ。」


無線手を呼び、無線で砲撃支援を要請する。


『こちらΒ{ブラボー}-4。砲撃支援を要請する。位置はX-

178、Y-158だ!繰り返す!位置はX-178、Y-158だ!送れ。』


『こちら迫撃砲隊、了解。既に発射した。着弾まで一分、戦果確認せよ。送れ。』


『了解。戦果確認する。交信終わり』


そこからきっかり一分後、迫撃砲弾は着弾した。流石迫撃砲部隊と言うところか、敵のほぼ真横に着弾した!エイリアン共が吹き飛ぶのが見える。


『こちらB-4!ビンゴだ!効力射を要求する!送れ。』


『了解。効力射を実行する!発射数は12発。戦果確認してくれ。送れ。』


『了解。戦果確認する。交信終わり。』


絶え間なく落ちる砲弾。あれだけ着弾すれば、彼奴らも助かりはしない。


『こちら迫撃砲隊。砲撃終了。送れ。』


『こちらB-4。了解。これより近寄り戦果確認する。送れ。』


『了解。戦果確認は連隊指令部に送れ、だそうだ。送れ。』


『了解。交信終わり。』


迫撃砲部隊との交信を終了し、立ち上がる。


「良しお前ら、これより近寄り戦果確認する。行くぞ。」


分隊は慎重に近付く。エイリアン共はバラバラに吹き飛び、無人兵器も破壊されていた。


「使えるものを持っていくぞ。」


部下に命じて使えそうな、金属製品、武器などを鹵獲する。我々は現在、敵の化学力を研究している。その資料になるものは大量に必要なのだ。


拳銃の様な物を拾い、腰の弾帯に挟んでいると、何と言うか肌がピリッときた。こう言う時は必ず悪い時だ。


「総員、警戒!そこの道に急いで入れ!」


部隊を急いで脇道に入れる。そして、最後の一人が道に入った瞬間!


轟音と共に俺達が元いた場所は炎の海となった。


「な、何だぁ!?」


隊員の一人が角から顔を出して周囲を確認しようとする。こいつは確か、まだ訓練隊から出てきたばっかの新兵だった筈だ。


「おいばか!やめろ!」


他の隊員が服を引っ張り戻そうとするが……遅かった。


戦場に高い機械音が鳴り響く。……あぁ、この音だ。この音こそが我々を苦しめる。


「うわぁぁ!」


顔を出した隊員は頭の半分が吹き飛び、引っ張った方に倒れかかったのだ。


「くそ!さっきのは囮か!?小隊規模の囮とか豪華な事をしやがるぜ!おい!そいつは連れて帰るぞ!そいつの装備を外して誰か担げ!菅野陸曹長!警備地点まで撤退するぞ!無線で他の分隊の奴らにも伝えろ!アレを使うとな!それと連隊指令部に報告を頼みたい!俺は敵の様子を見てくる!」


「了解!」


俺は悪態を付きながらも指示を与え道の角まで歩く。多目的ポーチから鏡で撃ってきた方向を見る。


鏡越しに見た景色は────


400メートル先に六台の四メートルの無人兵器、少なくとも二個小隊規模のエイリアン共の集団がいた。彼奴らはジリジリと此方に向かってくる。


「小隊長!向こうの道は確保しました。彼方から撤退しましょう。」


菅野陸曹長が俺に報告してくる。彼はこう言う何も言わなくとも次の行動が分かる貴重な人材だ。


グレネードポーチから。破片手榴弾を取り出し、ブービートラップを作る。


「了解。ありがとう。陸曹長、指向性散弾は何個有るか?」


「はい、確か四個持って来てますが?」


「仕掛けてくれ、ブービートラップが起動したら発破するぞ。発破装置は陸曹長が持っていてくれ」


「了解です!」


指向性散弾……クレイモアを仕掛け終え撤退を開始する。


二ブロックほど進むと、後方から爆発音がした。……かかったな。


「陸曹長!発破だ!」


「了解!」


陸曹長が発破装置のボタンを三度押し込む。これは一度だと、誤爆の危険性があるため、数回押し込まないと発破できないのだ。


爆発音が聞こえてきた。敵は多分ズタズタだろう。これで少しは時間が稼げる。そこから分隊は敵の散発的な遭遇と戦闘を繰り返しながら、警備地点まで撤退を続けている。


敵はどうやら大きな集団での火力を集中させる戦法から、小さな集団での隠密性と機動力での、此方の撹乱を狙っている様だ。現在我々は休憩の為に公園の茂みに隠れていた。分隊は一人が戦死した他に2人が軽傷。戦闘は可能。ここからの撤退も可能だ。


撤退路を考えていると、無線手が此方に向かってきた。


「小隊長。空から交信があります。」


「空?空自からか?分かった貸してくれ。お前は休んでいてくれ。」


無線手から無線機を受け取る。


『こちらB-4。そちらの所属を教えてくれ。』


『B-4か?こちら第6航空団所属、第84戦闘偵察飛行隊第2小隊3番機サイドワインダー03だ。』


戦闘偵察飛行隊とは。軽飛行機、所謂プロペラ機を用いてCAP(戦闘空中哨戒)を目的とする部隊だ。プロペラ機と言っても12.7ミリ機関銃であるM2を四基積み。爆弾、ロケット弾、対戦車ミサイル等の他に携帯式が元では有るが、対空ミサイルも積んでいる。俺達の頼れる強い味方だ。


ここら辺はギリギリ敵対空兵装の射程距離外の為に飛んでいるみたいだ。


『サイドワインダー03こちらB-4。要件は何だ?俺達はここから速く撤退しないと、エイリアン共の夕食になってしまうだぞ?』


『B-4こちらサイドワインダー03。そんな君達に悪いニュースだ。ディナーのお客が増えたそうだ。君達から2キロ南に援軍をAWACS(早期警戒管制機)が発見した。』


『何だと!?援軍と言ったがどれぐらいだ!?』


『B-4落ち着け。援軍は無人兵器が中隊規模。歩兵部隊も中隊規模だ。此方としても攻撃をしたいのだが、武装が現在、対空ミサイルとM2が有るが、対空ミサイルは自衛用、M2は残弾が残り少ない。交代の機体が来るが、20分後だ。撤退を急いでくれ。』


『了解。我々はこれから撤退を再開する。語気を強めて悪かったな。サイドワインダー03。貴機の飛行の幸いを願う。交信終わり。』


『問題ない。B-4。貴官達の部隊の幸いを祈る。オーバー。』


サイドワインダー03との交信を終了する。貴重な情報を得たのだ。行動しなければ。


「良しお前達!立て!休憩を終了するぞ!警備地点までは後少しだ!合流するぞ!」


分隊員達は立ち上り、また撤退を開始する。それから20分後に警備地点に着くことができた。


無線を聞いていたが、サイドワインダー03の交代機での対地攻撃は上手くいかなかった様で、逆に撃墜されたようだ。乗員が脱出したとの話も無かった。



つまり我々は、一個小隊で一個大隊規模の敵を相手するのだ。



────面白くなってきた。



顔がニヤつくのを抑えがら部下に指示を与える。もう作戦は考えてある。後は実行するだけだ………









『敵と接敵した!送れ。』


『了解!上手く誘導して下さい!小隊長!危険なマネは避けて下さい!送れ!』


『了解。まあ、無茶な事はしないさ。交信終わり。』


無線を切る。無茶な事をしないとダメな時は必ず有る。今もそうさ。


多数の無人兵器とエイリアン共からの攻撃を受けながらも誘導を続ける。敵が誘導から外れそうになると銃撃を加えて、ヘイトを貯める。そんな危険な事を菅野陸曹長と伊藤陸士長の三人でおこなっている。


「お前達は来なくて良かったんだぞ?こんな危険な事をするのは一人で十分だ。」


「いやいや、小隊長!こんな危険な事を小隊長一人でするのはおかしいですね!?いや、部下にさせるのもおかしいってもの分かりますけど!?」


伊藤陸士長が敵に的確に射撃を加えながら言う。


「そうですよ小隊長。巷はどこも地獄。なら、まだましな地獄について行きますよ。小隊長をほっとく訳にもいかないですしね。」


菅野陸曹長が手榴弾を投擲しながら言う。


「お前らなぁ。まあ、ついて来たんだから、とことん使うからな!」


「「了解!」」


銃撃を加え、後退しながら思う。"エイリアン共って何でこんなに単純何だろうか?"と。わらわらと一直線に向かってくるエイリアン共。銃撃音がした方に向かい人間を殺す。人間を見つけたら殺す。無人兵器などそれが顕著だ。


宇宙船で遥か何万光年かけてこんな辺鄙な惑星にやって来るのだ。もっと知的でえげつない行動をすると思う……いや、しなければおかしい。


そう、仮定すると我々が今戦っているのは、"一体何なんだ?"


「小隊長!T-B-02まで着きましたよ!」


伊藤陸士長の言葉にハッと気づく。もうT-B-02……高層ビルは目の前だった。俺は戦闘中に何を考えているだ。こう言うのは戦闘後にするべきだ。


「良し!此処まで引き付けたら後は実行するだけだ!伊藤、菅野!走るぞ!」


「「了解!」」


一目散に走る男達。向かう先には掩護射撃を加えてくれている仲間達がいる。他の場所からも射撃を加えているのが見える。俺達は場所にまで何とかたどり着き、一つ息をする。


さて、仕上げだ。部下に預けて置いた発破装置を受け取り、三度押し込む。


何処からか爆発音がする。そして───


───高層マンションが音を立てて崩れ始めた……エイリアン共に向かって。


そう、T-B-02とはまだ残っている高層ビルの一つの事で、基部には爆破出来る分のC4が取り付けられている。それが四方向に倒れ様に仕掛けられ、四つの信号で分けられている。それを今回使ったのだ。爆破したら全部、爆発すると思うだろうが、C4は外部からの衝撃では爆発しない。だから他の残ったC4は燃えるだけだ。


地上数十階のビル。それが数万トンの質量弾となってエイリアン共に降り注ぐ。これで我々の任務は終了した。


車両に乗り込み基地に帰る。部隊としての損害は一人の戦死者を出してしまった。他にも重軽傷者はいるが命に別状は無い。一人の戦死者で、一個大隊規模を殲滅。確かにすごい事実だ。


だが、その一人の戦死者にも一つの人生が有ったのを忘れてはいけない。彼はまだ若かった。まだ人生には残りの時間は沢山有ったのだ。俺はそれを忘れてはいけない。


最前線大津を抜け、街全体が見える道に差し掛かる。

荒廃し瓦礫の山となった街を見て、そして改めて思う。


"我々は戦い続けなければならない。例え、その身が壊れ、朽ちてしまうと分かっていても。一人が死に、十人が死に、百人が死んでも。我々は戦い続けなければならない。それが我々の最後の縁なのだから。そして瓦礫と屍の先に天を煌々と照らす太陽の旗が立ち上るのだ"と。


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