時人と嘘

@mosamosakun

第1話

 おい!お前は馬鹿なのか?お前のせいでうちの学校の、評判は下がっておる!

 職員室に言葉が響き渡る

 はぁいつもそんなこと言っといて校長さんよぉ、疲れんの?

 だから(怒)お前のことを思っとんのじゃぁ!

 俺は先月東京から愛知の私立の高校に入学してきた。

 俺の名前は林道龍馬 東京で、自転車で人を引いてしまって、周囲の人からの視線が嫌になって引っ越してきた。

 俺は確かに悪ガキだか、成績がいいから別に退学はされたことがない。停学はあるけどなwww。

 とある日のことである。龍馬!あんたはこんな能力ないの? 母から朝いきなり言われた言葉だった。は?何?母さん 

 あんた手から水がでるとかそんな能力ない?あったら水道代が節約できるわー♪ 

 は?俺はとっさに新聞を開いた。

【日本で50人変な能力を持った人間現る】

 ……………へ?……、マジ?

 えーーーーーーーー!マジかよ。

 俺も欲しいなぁ。スマホで調べて見るとするか、某有名サイトにて、どういう人がなれるのかを調べてみた。

 1,愛知、高知県に、在住

 2,私立に、通っている10歳〜24歳

 3,不良

 4,天才

 5,童貞

 あれ?、俺全部当てはまってね?母に伝えようとしたとき、突然テレビが速報に変わった。「只今愛知県から高知県まで南海トラフ地震が発生しました。」突然の警告だった。でも、自分は全く地震を感じない。家が落ちていくのが見えた。「おい、嘘だろ。自分の目から涙がこぼれ落ちた」目の前で母が家に押しつぶされて、亡くなっていたのだ。

 しかし、疑問なことに龍馬の周りだけ家はとてもきれいに残っていた。龍馬は目に涙を浮かべながらも、走って人を探した。

 キュー、バタン。「いてててて、おい!何すんだよ!」龍馬の心はピンクになった。そこには金髪の美少女が立っていたからだ。「お前こそなんだよ。お前が出てきたのが悪いんだろ?後お前なんで泣いてんだ?」

「うるせぇー。お前には関係ねえ。」 

「ねぇ!あんた超人?」

 朝、母が言っていた事が頭に浮かんだ

「超人か何か知らんけどな、そんな話は聞いたことあるぞ!」

 と、強い口調で、言った。

「そ、そうか」彼女は少し、優しい声になった。「私の名前は巡音傑流、そこらへんの高校に通っている。お前の名前は?」

「俺の名前は龍馬、林道龍馬だ。リョウマじゃなくてタツマな」

「そうか、龍馬1つお前にいいことを教えてやろう、今起きた地震は自然に起きたことではない。多分超人が、起こしたことだと思う。」

「何!!」龍馬の口から喋ろうとも、思っていなかったのに言葉が出てきた。

「お前、私と一緒にその犯人を探しに行かないか?どうせお前行くとこないんだろ?」

「いいぞ、(母さんを殺したやつを殺してやる(・へ・))」

「なら私とキスをしろ」龍馬は、頭がこんがらがってきた。

「は?何で俺がお前と?」

「お前と私がキスをすることで、お前は私に嘘をつけなくなる、逆に私も嘘がつけなくなる。」

 正直恥ずかしかったが、少しぐらいはしてみたい気持ちがあった。

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