第426話元旦の計

労働裁判はこれで判決となると思っていたら、なんと年を越して2月にさらに和解3審をするようです。

正月も透析は休みはありません。

私はパソコンに向かってNPOの移転計画に四苦八苦です。

編集長とは共有のクラウドを作って資料のやり取りをしています。

当初のリフォーム計画を大きく削減して図書館のイメージを最大限に残して、パテントで教室を区切ることにしました。

これなら予算は半減、教室数も現状を少し上回ります。

『おめでとうございます!雑煮食べましたか?』

と言って娘と二人で雑煮を食べている写真が流れてきます。

『クラウドの計画書なら予算は問題なさそうですね。ここで私から提案です。ここは元々小学校だったので、運動場が広く図書館時代は使われずもったいないと思いました。今NPOの貸農園にあるハウス砂栽培をここに移転して大きな貸農園を作ってはどうです?』

その手があったか!?

『この周辺の半農半xの教室の有無と、会員の分布を調べてもらえませんか?』

メールを流してさっそくハウス砂栽培の移転計画と予算書を作成します。

予算はオーバーしますが、ここで半農半xの教室が開けば1年で償却します。

クラウドにこの計画書を追加します。

さっそく編集長からメールです。

今度は初詣の娘の写真です。

ずいぶん大きくなったなと感心しています。

『この辺りはフランチャイズのNPOはないので、会員を募集すればOKです。貸農園は10区画は出来ます。さっそくこの企画を入れたフリーペーパーの記事を作りますよ』

『今年も楽しみな年になりそうですね。よろしく!』

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