第138話膀胱がん再発なし
今日は膀胱がんの6か月検診日です。
内視鏡を入れられるとまた数か月血尿が続きます。
今回は労働審判と警察の呼び出しもあり再発は恐怖です。
部屋で特有の椅子に座って映像を見せてくれます。
「炎症は起こっていますが、再発は見られませんね」
ホッとしました!
「腎不全の方はどうですか?」
「透析の覚悟をしなさいと言われています」
「そうですね。それぞれの治療に使われる薬が互いの症状にとって副作用となる場合がありますからね」
精算のコーナーに並んでいると、弁護士からの電話です。
「総務課長から離職票を出したという連絡が入りました。明日でもハローワークを覗いて手続きをしてください。ただ解雇理由書は会社がバタバタしているので待ってほしいと言うことです」
「実はこの会社の件で警察に呼ばれたのです」
「それは直接かかわることですか?」
「いえ、少し話した訴状の件が刑事告発になったのです」
「労働審判に直接かかわることではないと思います。申立書の内容を見ましたが近日当事務所に来てほしいのです」
携帯を切って女房にメールを入れます。
「膀胱がん再発なし
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます