第6話表在性膀胱がん

表在性膀胱がんと浸潤性膀胱がんという二つの大切な言葉を見つけました。

泌尿器科の医者は確かに表在性と言っていたのを覚えています。

重い軽いという安易な言葉を借りると表在性は軽い。

それだけで少し救われました。

「現在のところ転移は見られない。ただ全体を見たわけではないがね」

どうしてもこの医者はひっかかる言葉を吐くようだ。

多発性とも言っていたようにも思います。

ネットには多発性の場合1度の手術で取りきれないこともあると出ています。

確かにネットは便利ですが、いろいろ書かれていて何を信じるかが問題です。

退職願を書くべきかどうか。

ネットから目を離すとこの言葉が頭に浮かんできます。

銀行からリクルートへの転職から色々な会社を巡ってきました。

でも心配を感じるより、新しい会社への興味が上回っていました。

それが前回の就職は年齢の重たさを感じました。

なんどか今までのレベルを下げるように指導を受けました。

でも何とか粘り滑り込んだ会社が今の会社です。

5月の連休まで後1月何とか粘り手術を延ばせないかそんなことを考えています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る