世界よ!俺に刮目しろ!

魔王似の勇者

第1話俺に異世界との出会いをくれ!

俺の名前は遠藤剣真。そこら辺の高校生というわけでなく、ニートだ。


最近は異世界系のアニメを部屋にこもって、見続けていた。

そう!おれは最近異世界に行けたらいいなとかおもってる。だって、現実だと魔法はないし、エルフやドワーフとかもいないしさ!…おい、いまこいつガキと思ったやつぶん殴るぞ!いいじゃねーか!おれは行きてーんだよおおおおおお!!


でも、ガキって思われても仕方ないよな…。


そー思いながら、親が用意してくれた晩ご飯にあった箸をとって、丸を描きながら俺はこういった。


「異世界さんや、異世界に行きたがってる俺を連れてってくれませんかー。」


すると、突然床に大きな穴ができた。


「はい!?」


俺は理解することができずにそのまま穴に落ちていった。


「あああああああああああ!!!!」



――――――――――――――――――――


「いっで!」


ドスッと音をたてて、どこかにおちた。

落ちてたのはほんの数秒だけど、どこだここ?


俺は周りをキョロキョロみた。神秘てきな雰囲気がある場所だった。


「あのー…」


後ろの方から急に声をかけられ驚き、そーっと後ろを振り向いた。


「貴方は誰ですか?」


それは俺の異世界への第一歩を踏み出す出会いだった。

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