組織作りの下手な職場。

「口だけシリーズ」といってもいいくらい、口だけは達者な私のコーナーです。

今回は、新しい主任も入ってきた職場をまたぼやきます。

端的に言うと「やってほしいこと」が増えて「やる人」が増えていないという状況なのですが、うちの職場の会社はそこそこ大きな会社なのに、来る人来る人組織作りが下手だなあと思わざるを得ません。忙しいからなのか。


昨日も、新しい主任が「お前が一番しっかりしてそうだから」という理由で私に指示を出してくるんですが、しっかりしてそうと思ってくれるのはいいんですがものすごく危ない起用をしているのが皆さんわかるでしょうか。そう、「僕がしっかりしている」という前提で、全ての指示を一個人にやるということは、その前提が崩れていた時指示が全て無効になるというデメリットがあります。私が「時間きっかりに帰る」とか、「実はそこまでしっかりしてない」という事になると、もう組織は回りません。指示の出し方が、短絡的。


とはいえ、年齢を重ねた私はいちいち反論はせず、淡々と仕事します。

しかし、仕事の速さには個人差がありますから、年配の激遅バイトなどがいるときは、小売業ではなくて介護をしているのでは、と思えるほどめちゃくちゃな時があります。しかし、こうした現状を把握していても「やってほしいこと」だけを増やすだけ、という職場一同。多分、私より頭使っていないです。


確かに、今いるバイトは仕事が早いので人数が揃っている日は回っていきますが、一番まずいのは「少数精鋭の味をしめる」ということ。少数精鋭の最大の弱点は「誰かが欠けた時に変えがきかない」というところにあります。そうした時に、新しい人材を育てなければいけないのですが、育っていない人間の集団に育った人間がやっていた仕事量を押し付けてもできるはずがない。こうした簡単な論理もわかっていない人間がうちの会社は多いようなので、まあ限界点も見えてきているな、と思っています。


うちの会社だけじゃないかもしれないですよね。こういうパターン。

とすると、やっぱり日本って全体的に組織作りが下手なのでは、と思ってしまいます。

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