以前からこのシリーズに登場していた効率のいい働き方をする女子大生がいるんですが、その方が「就職したくない」という話をしていました。就職のガイダンスとかにも、行ってないんだとか。ただ、就職を望む親との兼ね合いで悩んでいるとのこと。思えば、私も祖父は就職をかなり推してきていますが、「病身である」と称して全くするそぶりを見せません。虚弱体質は使いようです。思わば、過去の偉人の中にも、「関わらないほうがいい」と思った案件を「病気だから」で逃げる方はおられますし、今でも有効な一手です。

「会社に行っている自分が想像できない」

「人とかかわりたくない」

「ど田舎に住みたい」

と、これはこれは隠者君に負けず劣らずの浮世離れしたい願望です。

私にせよ、隠者君にせよ、この女の子にせよ、「世の中が見える」分、その中に入りたくないという気持ちが強いんだと思います。隠者君も職場を離れることになったとはいえ「車の免許を取る気はない」と断言しており、生活圏内からさほど離れた場所に行く気はないことを示唆しています。「ぽつんと一軒家」みたいなのでやってる一軒家に住みたいとのこと。

隠者君がもう少しでいなくなってしまいますが、彼女も大概世の中にいたくない願望が強いと見たので、今後「隠者ちゃん」として時々登場させようと思います。しかし、うちの職場には不思議とこういう一風変わったキャラが集まりますね。今後、新キャラクター加入の話もありますから、ぜひまた紹介できればと思います。