以前福岡に旅行に行った際の帰り道。

20歳の若い青年(幼馴染)を含め四人で行ったのですが、とあるサービスエリアに立ち寄りました。

その時、店員さん二人がすごく仲が悪そうで、かたや愛想がなく、かたや機械的な物言いと行動で相性が非常に悪そうな感じ。

青年はこれを見て「嫌だなぁ」と感じたそうです。

しかし、帰りの車の中で私は半分寝ながら、彼に話しかけました。

「これは僕の個人的な推理だけど

機械的な方の店員さんは、接客を相方に任せるとずっと同じ場所の商品の位置がちゃんとなるように神経質に動いていた、手が震えていた事から緊張或いは不安を読み取ることができんこともない。

そして、同じ場所と同じ商品の位置にこだわるこだわりの強さ。自閉傾向が強い可能性がある。アスペルガー症候群、もしくはそこまで行かなくても何か発達障害に類するものがあるか…或いは、厳格な家で育ったという背景があるかもしれない。そんな人間のこだわりの強さに翻弄されるから、相方は疲れるしストレスがたまり接客の態度も悪くなる…おおよそこういう流れじゃないかと思う。こんな感じで周りを見てたら、おもしれえぞ」

と。

十数分で推理した事で、もちろん事実かどうかなんてことはわかりはしませんが、仮にそこそこ当たってたら流石にシャーロックホームズに憧れた、刑事コロンボに憧れた、金田一耕助に憧れたミステリ好きの学者肌人間、という感じになりますね。こういう推理してる時が、何気に一番面白い。