エレベーターで異世界へ行くとか言うやつ

別の完結済みのエッセイでなぜか1000PVを超え異常なので、こっちに改良版をあげてみようという試みです。


もはや「やつ」の扱いで申し訳ありません。

私の中では「例のアレ」シリーズになっている都市伝説の話題。ネタになるのでありがたいんですけども。


今回は、エレベーターで儀式みたいなのを行うことで「異世界」に行くことができるという事について考えてみます。

調べたら出てくるし、それをネタにした動画もいくつかあります。簡単に概要を説明すると、特定の階数のボタンを押し、紙に所定の文字を書き、といった具合で特定の動きを取ることで別世界に行くことができるというものなのですが、ゲームのコマンドかよ。というツッコミはおいといて。

異世界というとかっこつきますが、そんなことをする人は「ただの変態」だとしか思えません。用もないのにビルに行って変な紙を書いて所定のボタンを押すわけです(一応ネタにするにあたって調べた)。サイトによっては「監視カメラのないビルで」とか書いてあって、当たり前だと思いました。用もないのにビルに入って根拠のよくわからないボタンの押し方をして変な行動をとるわけですから監視カメラに写ってたら捕まります。というか一番恐怖なのはその映像を見なければならない警備会社の人かだれかだと思います。一番ホラーに感じるのはそっちだと思います。同情します。


異世界ってどこなのか。という話をする前に、まず異世界に行こうとすること=現実逃避だと私は思います。今の世界に満足してたら異世界に行こうとか思わないだろうから、というのが理由です。まあそれはいいとして。

異世界がどこかという話の前に、そういう行動をとろうとする動機を私は探りたい。なぜそうしようと思ったのか。それで、この都市伝説の解明はある程度できるでしょう。

また、異世界が存在し、帰ることはできないのなら、「異世界に行く方法がある」などという流言が流れることはない。帰ってこれないからです。なぜその存在を知っている人がいるのか。帰ることができるとしても、異世界に行ったというのがその人の主張であればどれだけその方の語る言葉が雄弁で、その方の書く文章が臨場感にあふれるものであっても証拠不十分です。むしろ人を信じ込ませることのできるその文才を人に分け与える儀式を開発して私に下さい。


てな感じで改めて一つの都市伝説に挑んでみました。

え?お前自身はそういう動画を見たり、実際にやったりしないのかって?私、そこまで変態じゃないし、それなりにリアルが充実してたりするから、他のエピソードもみてね!!(宣伝)


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