失礼しますの妙?

「失礼します」


といってから部屋に入るというのを、高校の面接の時何回もさせられた記憶があります。仕事の面接でもそうでしょう。あと、電話を切る時にも言いますね。これに関して特に考えたことはなかったんですが、この前外国の人と会話していたときに、


「失礼します、はそちらの言語ではなんというのですか」


と尋ねると「そんな言い回しはない。何が失礼なのかということになる」という返事が返って来たので、「言われてみればそうだな」と思ったわけです。電話を切る事も別に失礼じゃない。話が終わったから切る、それだけの話。ドアあけるときの「失礼します」はもっと変な話です。僕の様なひねくれた人間がもし部屋の中にいて、「失礼します」と言って誰かが入って来ようとしたら、「失礼をするなら入ってこないでくれますか」と返されてもおかしくないですね。


と、この「失礼」という言葉、調べてみるといろんなニュアンスがあるようで、礼節がどうだと歴史も関わる話みたいで一概にそれを言わないとおかしいみたいな風潮は悪い!と断ずることもできない話のようです。でもなんか、時間と労力を使ってまで「失礼します」の使い方を考えるのももったいないというか面倒くさいというか。なんてことを、ときどき考えてます。長文失礼しました。

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