第70話 名探偵 尻魔道士の事件簿 光の結末

 試練の洞窟で、女神様の前で言い争いを繰り広げた三人の姫様は、女神様の力で合体して、ひとりの姫様になった。


 姫様達の意識や記憶、感情は共有され、俺がこれまで姫様同士の殺し合いを邪魔していた事がバレてしまい、俺は合体姫様に、殺されそうになっていた。



「さて、尻魔道士、だったかしら? よくも私達の計画を邪魔してくれたわね?」


 合体姫様の殺気がふくれあがっていく。

 これは死ぬかもしれないと、デッドポイントの気配を感じた。


「大体なによ、何がバナナの皮を踏んで転んで死にかけたよ? よくも適当な嘘で私を騙してくれたわね!」


 ああそうだった。そういえば青い姫様にそんな嘘もついたな。

 実際は赤い姫様が撲殺したのだから、赤い姫様と青い姫様の記憶が共有された今、嘘がバレてしまったわけだ。


「今の私は三人分の力があるの。馬鹿にしてくれたお礼をたっぷりとしてあげるわ」


 合体姫様が俺にせまる。


 俺は……やはり身体が動かない。


 この世界では俺が死に抗う事が出来ない、デッドポイントというものが存在する。


 デッドポイントは今回の様に身体が動かなくなったり、ガードをしても攻撃を防げないといった事が起こり、必ず死んでしまうのだ。


 積み防止の為と言っていたが、理不尽だ。



 しかし、ここまできてこれとか。

 何が悪かったんだ? まだ何か足りなかったのか?


 どうやって次は回避すればいいんだ? また尻を撫でられるのか、と俺は考えていた。


 俺はあきらめていた。

 デッドポイントが発生すれば必ず死ぬしかないと。



 だがその時、俺の前に、ユミーリアが立ちふさがった。

 俺と合体姫様の間に立ち、俺達の視線をさえぎった。


「あら? あなた、勇者だったかしら? 邪魔をしないでくれる?」


 合体姫様の言葉に対して、ユミーリアは剣を抜いた。


「どういうつもり?」



「私は、勇者である前に、リクトの仲間だから。だから……私がリクトを守る! リクトを守る剣になる!」



 ユミーリアが、金色にかがやく3つのテールをなびかせながら、言い放つ。


 まさに威風堂々。

 その姿はまさに、勇者だった。

 あらためてユミーリアが勇者なんだと確信する。


 そんなユミーリアが、俺を守ると言ってくれた事に、俺は自分が情けないと思いながらも感謝していた。


 俺は完全にあきらめていた。

 だが、ユミーリアはそんな俺の前に立ってくれた。守ると言ってくれたのだ。


 感謝、感動、様々な感情が俺の中を駆け巡った。



 俺がユミーリアを見ていると、エリシリアも前に出てきた。


「エリシリアまで、なんのつもり? 私に逆らうの?」


 合体姫様がエリシリアを威圧する。


 だが、エリシリアはそんな合体姫様の威圧をものともしない。


 光のムチを取り出し、ムチでバシッと地面を一度叩く。



「申し訳ありません姫様。私はすでにロイヤルナイツから抜けております。今の私は、リクトのモノなのです。ユミーリアがリクトの剣となるのなら、私はリクトを守る、盾となりましょう!」



 合体姫様に対してハッキリとエリシリアが言い放った。

 さすがは元ロイヤルナイツのリーダーだ。威厳がある。


 二人が俺の前に立ち、俺を守ると言ってくれる。

 二人とも俺が、大好きなキャラクターだ。


 そんな二人が……俺の剣と盾になってくれるという。


 二人がチラリと俺を見る。


 俺は感動で、視界がゆらぎ始めるのを感じていた。



「わたしも、おにーちゃんを守るよ! わたしはおにーちゃんの……えっと、えっと」



 コルットが俺と、二人の前に出る。

 小さな身体から大きな闘気を見せたコルットだったが、急に不安そうな顔をしてこちらを見てきた。


「私とユミーリアが盾と剣だからな、コルットは……拳でどうだ?」


 エリシリアがコルットに助言した。


「うん! わたしはおにーちゃんのこぶしになる!」


 こぶしってなんだよなんてツッコミは一瞬で弾けとんだ。


 ああ、可愛いなコルットは。

 可愛いが、とても頼りになる。


 コルットの身長は俺の腰ぐらいまでしかないが、それでもその存在感は圧倒的だ。


 俺の大切な仲間達。

 みんなが俺を守ってくれるという。


 俺は一筋の涙を流した。


 俺は強くなって、三人を守りたいと思っていた。

 だが、みんなもまた、俺を守りたいと思ってくれていたのだ。


 うれしかった。

 そしてあらためて、ユミーリアが、コルットが、エリシリアが、俺にとって大切な存在なんだと確信した。



 気がつけば、合体姫様からの殺気が……デッドポイントの気配が消えていた。



「はあ、何よそれ。これじゃあ完全に私達が悪者みたいじゃない、あーあ馬鹿みたい」


 いや、みたいじゃなくて、悪者だったからな?

 結果的に死ななかっただけで、姫様同士殺しあっていたし、俺も何度か殺されたからな?


 俺は合体姫様をうらめしい目で見る。


「何よ? はいはい私達が悪かったわよ! あーあ! まったくもう!」


 合体姫様が自分の頭をガシガシかいた。


「まあ、こうして合体したおかげで、私達がそれぞれどう思っていたのかよくわかったわ。なんというか、考えてる事は同じだったのね、私達」


 急に合体姫様がしおらしくなり、うつむく。


「ばっかみたい。こんな事でお互いを殺そうとしてたなんて……うん、ほんと、誰も死ななくて良かった。そういう意味では、あなたには本当に、感謝しなければいけないのかもしれないわね」


 今度は殺気が混じっていない目で、俺を見てくる。


「さっきはごめんなさい。ちょっと感情の整理ができてなかったみたい。改めて考えてみれば、あなたにはちゃんと感謝しないといけないのよね、私達」


 合体姫様はそう言うと、深いおじぎをした。


「ありがとう。あなたのおかげで、私達は私達を殺さなくてすんだわ。もし誰かひとりでも死んでいたら、私達はこうして理解し合う事もなかった。本当に、ありがとう」



 俺達は突然の姫様の態度の変化に、顔を見合わせた。


「えっと、うん、どうしよう?」

「どうしようって、お礼を言われているのはお前だぞ、リクト」


 エリシリアも姫様の突然の変貌についていけてないみたいだった。


「良かったね、でいいんじゃないかな?」

「うん! やったねおにーちゃん!」


 ユミーリアとコルットはすでにハッピーエンドな気分だった。


 だけど、そうだな。これでいいのかもしれない。


「わかりました。姫様……えっと、なんとお呼びすればいいんでしょうか?」


 心の中では合体姫様なんて呼んでいたが、名前はどうなるんだ? というかこれ、このままなのか?


「そうですわね……ヒリルさま?」


 姫様は後ろにある女神像……ヒリル様に話しかける。



 -なんじゃ?-


「私達は、これから先ずっと、このままなのでしょうか?」


 -そうじゃな。おぬし達はこれから三人分、ひとりの人間として生きるのじゃ。これからはサンショクと名乗るが良い-


 赤青黄で三色ってか? いくらなんでも酷すぎないか女神様?


「わかりました。このサンショク、ヒリル様のご意思、しっかりとうけたまわりました」


 合体姫様あらため、サンショク様が深々と頭を下げた。


 -うむ、最初はどうしようもない馬鹿姫だと思っていたが、三人がひとつになる事でマシにはなったようじゃな。よかろう! おぬしに成人の証をさずけよう!-


 女神像から赤、黄、青の3つの光があらわれ、姫様に吸い込まれていく。


 姫様が自分の右手の甲を見つめる。


 するとそこに、王家の紋章が浮かび上がった。


 -サンショクよ、これからはお互いを思いやる心を忘れずに、国を守っていくのじゃぞ-


「はい、ありがとうございます!」


 姫様が涙を流していた。



 うん、なんか良い流れだけど、これでいいのか?

 結局姫様は合体したままみたいだけど。


 なんて報告するんだよ? 俺達、任務失敗で殺されるんじゃないか?



 -さて、余興はここまでじゃ。そこな素晴らしき尻魔道士、リクトよ-


 なぜか、俺が呼ばれた。しかも正式名称で。


「え? はい、なんでしょう?」


 自分に話しかけられるとは思っていなかったので、完全に油断していた。


 -お主の事はあの神から聞いておる。やっかいな神に目をつけられたもんじゃの-


 なんと、この女神様はあの変態尻好き神様の事を知っているみたいだった。


 -我はお主を直接助けてはやれんが、お主にはこれからもこの世界を守ってもらわなければならぬ。どれ、少しばかり、力を与えてやろう-


 女神像からピンク色の光が出てくる。


 なんだろう、いつの間にか、俺のイメージカラーがピンク色になってしまった気がする。

 このピンク色の絶壁のコートのせいだな。


 まあ、このコート、デッドポイント以外では俺の事を何度も守ってくれてるから、今さら脱ぐ気はないんだけどさ。


 ピンク色の光は俺の中に入り、俺の力となった。


「おお! すごいじゃないかリクト! ヒリル様が王族でない者に力をさずけてくれるとは!」

「すごいよ! さすがリクト!」

「おにーちゃんすごい! やったね!」


 三人がよろこんでくれる。


 俺も、まさかの展開に心が躍った。


 あの尻神様は、いちいち尻が光ったり、戦闘に使えなかったりと、ロクな力をくれなかったからな。


 きっと今の俺に足りない、戦闘で使える素晴らしいチート能力がもらえたに違いない。


 相手を必ず殺せる力だろうか? それとも全属性の魔法が使えるとか? 禁断の魔法とかが使える様になったりして。


 俺はワクワクしながら、新たな力を確認する為に、ギルドカードを見る。


 そこには、虹色の文字で、新たな力が記載されていた。



《ゴッドフラッシュ ただ尻を光らせたいあなたへ。もうメッチャ尻が光る。ただし光るだけで何も起きない》



 俺はギルドカードを地面に叩きつけた。



 -あとそうじゃ、お主のあの桃尻メテオ? アレは死んでから一度しか使えんからな。ストック出来る訳でもないから過信するでないぞ。それと、この洞窟に侵入者がおる。放っておけば厄介な事になるかもしれん。素晴らしき尻魔道士よ、力の礼というわけではないが、駆除を任せたぞ。では、我は再び眠りにつこう。さらばじゃ-


 女神様が一方的にしゃべる。

 話が終わると女神像の光が失われていった。


「アホかあああ! ちょっと待て! ふざけんななんだよこれ! 返品だ! クーリングオフだ! おい女神! 出て来い! ちゃんとまともなチートをよこせえええ!」


 俺が叫んでも、すでに女神像からの反応は無かった。


 なんだよこの力は! 全然役に立たないじゃないか! ていうか今までで一番役に立たんわ! しかもなんだよ!? サラッと重要な事言ってんじゃねえよ! メテオが死んでから一度しか使えないって、なに重要情報をサラッと言ってるんだよ!? あとなんだ? 洞窟に侵入者が居る? 邪神の使徒だろわかってるよ! せめて洞窟の中のどこに居るかくらい教えてくれよ!



 俺は心の中で女神様に対して突っ込みまくった。


 そして一気に力が抜ける。


「だ、大丈夫? リクト」


 ユミーリアが心配そうな顔をして、こちらをのぞきこんでくる。


 ああ可愛い。癒される。


 俺はユミーリアの顔を見て、少しずつ落ち着きを取り戻していった。


「すまん、もう大丈夫だ。それより女神様が言っていた侵入者を探そう」


 俺はさっきもらった力の事は忘れる事にした。

 どうせ使う事なんてないだろう。


「侵入者か、何かアテはあるのか?」


 エリシリアが周囲を見渡す。


 確かに、ここに来るまでに邪神の使徒に会う事はなかった。


「かすかですが、そこの壁の向こうに異質な力を感じます」


 答えたのは合体姫様だった。


 姫様が何も無い壁を指差した。


 俺は壁をさわって調べてみる。

 すると壁のくぼみがスイッチになっており、押すと壁が右に動いて、通路が現れた。


「隠し部屋か、王家の試練の洞窟に、勝手な事をしてくれる」


 エリシリアが怒っていた。


 通路を先に進むと、そこに邪神の使徒が居た。


 なにやら機械から赤い煙があふれ出ている。あの時の赤い霧か?


「な、なんだ貴様らは!?」


 邪神の使徒の覆面は最弱の緑色だ。


「わ、私は何もしていないぞ!? 完成間近の死の霧をどうするつもりだ!?」


 なんか勝手にしゃべってくれる。

 死の霧か、やっぱりこの変な機械で、あの赤い霧を作っていたのか。


 放っておけば、今夜には街中が死に包まれてしまう。


 しかし邪神の使徒達はどこからこんな機械を仕入れてくるんだ? あきらかに世界観に合ってない、オーパーツだと思うんだが?


 ゲームでは西洋の世界に機械があってもあまり疑問に感じなかったが、こうして見ると違和感がある。


 とはいえ、危険な事には違いないので、俺は機械をぶっ壊す。


 ランラン丸を抜いて、機械に繋がる配線やパイプを切り裂いた。


「ああ! 何て事を!」

「ユミーリア、エリシリア! その中の霧は吸うと呼吸が出来なくなってしまうみたいだ、外に出さない様に気をつけて壊してくれ!」


 俺の言葉を聞いて、二人がうなずき、機械を破壊する。


 コルットは逃げようとした邪神の使徒を蹴り、気絶させた。



 こうして俺達は、試練の洞窟をクリアした。


 俺達は洞窟の外に出て、邪神の使徒をギルドに引き渡した。


 後で話を聞いたところ、あの機械は邪神の使徒の教祖から与えられたもので、邪神の使徒は機械の見張りをさせられていたらしい。


 それ以上の情報は持っていなかった。案外情報管理が徹底されている様だった。



 俺達は城に向かい、王様達に今回の事を話した。


 三人居た姫様が合体してひとりになっちゃいました。


 なんて言ったら殺されるかと思っていたが、意外にも、返ってきたのは王様の大爆笑だった。


「ハッハッハ! そうか、ヒリル様のご加護でそうなったか! これは愉快愉快!」


 王様も王妃様も笑っていた。

 合体姫様も、どこかほこらしげだ。


 価値観の違いだな。

 俺はそう結論付ける事にした。


「よくやってくれた尻魔道士、エリシリア、勇者、小さきファイターよ。可能な限りの褒美を与えようと思うのだが、何が良い?」


 まさかの言葉が飛び出てきた。

 褒美、なんという素晴らしい言葉だ!


 俺が何がいいか考えていると、エリシリアが前に出た。


「王様、よろしければこのリクトに、家を与えてやってくれませんか?」


 家、家か! なるほどさすがエリシリアだ! 言われてみると今一番欲しいのはそれだ。


「宿場地区に1件、空き家が出来たと聞いております。その空き家がまだあるようであれば、そこを頂きたいのです」


 宿場地区っていうと、今俺達が寝泊りしている宿がある地区だよな?

 そうか、以前心当たりがあるって言っていたのはその事か。


「うむ、よかろう! 早速手続きをするが良い! その空き家は、今日からお主のモノだ!」


 アッサリと決まってしまった。いいのか? まあ王様がそう言うからいいんだろうな。



 こうして、俺達は念願のマイホームを手に入れる事が出来た。


 エリシリアはもろもろの手続きややらなければならない事があるらしく、今夜は城にとどまるらしい。



 俺とユミーリアとコルットは、宿に帰る事にした。


 コルットは疲れたのか、自分の部屋に行って寝るそうだ。


 俺も自分の部屋に戻る。



 自分の部屋か。

 ずいぶん長い事世話になった気がするが、ここで過ごすのもあと少しか。


 そう思うと、なんだか感慨深かった。



《同日 PM21:30 ヤードヤの宿 自室》


 突然、カタカタとキーボードを叩く様な音が鳴って、文字が現れた。


 俺は戦慄した。


 嘘だろ? まだミステリーパートは終わってなかったのかよ?

 これ以上、何が起きるっているんだ?


 俺が緊張して周囲を見渡していると突然、俺の部屋のドアがノックされた。



「リクト、まだ起きてる?」


 ユミーリアの声だった。


「あ、ああ」


 俺がそう答えると、ユミーリアが入ってきた。


「ごめんね、突然」

「いや、別に大丈夫だ」


 俺の緊張をよそに、ユミーリアが部屋の椅子に座る。


「なんだか、今日は大変だったね。だけどそのおかげで、リクトの家が出来るんだね」


 ユミーリアも、どうやら俺と同じ気持ちだったみたいで、なごり惜しそうに部屋を見渡した。


「ちょっとさびしいかな。こことお別れするの」

「そうだな」


 俺にとっては、この世界で初めての宿で、この世界での俺の家みたいなもんだった。


 ユミーリアは俺とパーティを組んでからここに移ったが、それでも愛着がわいているのだろう。


「ねえリクト……改めて聞くけど、リクトの家に、私も住んでいいんだよね?」


 ユミーリアが不安そうな顔で見てくる。


 そう言われてみると、俺は当然の様にみんなで住むと思っていたが、今さらながら気づいた。


 男女が一緒に住むってどうなんだ?


「えっと、ユミーリアが嫌なら別に」

「嫌じゃないよ! むしろ駄目って言われたら困るよ!」


 ユミーリアが必死にくいついてきた。


 どうやら、俺のいらぬ心配だったらしい。


「わかった。どんな家かわからないけど、ユミーリアが良いなら俺も良いと思う」

「うん、私はリクトと一緒に居たい」


 ユミーリアの言葉に、俺はドキッとした。


 ユミーリアも自分の言った事に気付いたのか、顔を真っ赤にして、立ち上がった。


「ご、ごめんね! それだけ確認したかったの! じゃあおやすみ!」


 ユミーリアは急いで部屋を出て行った。


 俺はというと、これから始まる新生活にワクワク、そしてドキドキしていた。



 突然、カタカタとまた、音が鳴った。


 一瞬ビックリしたが、俺はそこに現れた文字を見て、一気に気が抜けた。



《名探偵 尻魔道士の事件簿 ~Fine~》



 どうやら、さっき文字が現れたのはユミーリアの登場、エピローグを知らせる文字だったみたいだ。

 俺はホッとしてベッドに横たわり、そのまま眠りについた。


 だが、先ほどのユミーリアの言葉が脳内再生され、興奮して眠れなかった。




《To BE CONTINUED》


 部屋の片隅で、静かにカタカタと音が鳴った。


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