ネガティブに「人生は彼女の物語のなかに」の10の特徴を箇条書き

 本作「人生は彼女の物語のなかに」の主な特徴を”ネガティブに”10項目ほど箇条書きいたします。


 本当は”ポジティブ版”と”ネガティブ版”の両方を書くつもりだったのですが、自分が書いたものをポジティブにとらえるのはなかなか難儀なことですね。でも、こうして”影に光を当ててみると”、なぜか筆がサクサク進みました。



●特徴●


1)とにかく長い。クドクドした長文物語は、作者が当初に予定していた以上に伸びて広がっている。


2)そして長いがゆえに物語の進行もなかなかに遅く、まどろっこしくも感じる。


3)絶世の美少女の肉体にいざなわれたという今の外見はともかく、魂という内面は地味で堅実で全くもって目立たない、悪く言えば面白味のないJKヒロイン・レイナ。


4)ヒーローたち含め、周りにいる男性陣は外見含め様々なタイプとなるようにはしたが、レイナ自身は自我を保つので精一杯なので、胸キュンの恋愛展開にはならない。そもそも男性キャラクターたちも恋愛第一といったタイプは大変に少ないのである。


5)恋愛展開にならないということは、逆ハーレム展開などにはもちろんなるわけがない。


6)残酷描写あり、暴力描写あり、性描写ありと三拍子揃い、そして”誰とはいわないが”なかなかに理解しがたい性癖を持った人物もいる。というか、レイナはその人物の肉体にいざなわれてしまっている。


7)正直、ヒーローたちよりも悪役たちの方が戦闘能力は格段に高い。不気味なオーラを放つ超美形魔導士・フランシス一味しかり、今現在、ヒーローたちが船の甲板にて戦っているペイン海賊団の”上位メンバー”しかり。


8)ヒーローたちの大半は、底辺に近い平民という身分や生まれ持った能力の壁というのをなかなかに超えることができないし、行く先々でそれを実感することになってしまっている。

 突如、ヒーローたちがチートな能力を身につけて「俺TUEEEE」的な展開には全くならない。


9)そこはかとなくBLを漂わせるシーンも、少しばかりある。


10)物語が進むにつれ、登場人物がみるみる増えていく。いや、これは当たり前のことかもしれない。 

 私たちが生きるリアルの人生においても、時とともに環境は変わり、出会う人々&影響を受ける人々は増えていくのだから……

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